Google Map
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開発者カンファレンスGoogle I/O 2021において、AIを用いてGoogleマップでのナビゲートを便利にする5つの新機能が発表されました。

まず、米道路交通調査機関バージニア・テック・トランスポーテーション・インスティチュートと協力し、ドライバーが急ブレーキを踏まずに済む可能性が高い経路を案内するようになります。

仕組みとしては、道路の車線数や直進性など、いくつかの要素を基に目的地までの複数のルートオプションを計算。どのルートが急ブレーキを踏む可能性が低いかを特定し、到着時間が同じかあまり差がないようであれば、自動的にそのルートを推奨するとのことです。

また、歩行者向けの機能も強化されます。ARを使ったナビゲーション機能「ライブビュー」では、ライビュー内に映しているお店などの情報を確認可能に。また、旅先などでは自分がどの方向に向いているのかを見失いがちですが、そうした場合にも安心できるよう、ライブビュー内でホテルの位置を確認できるようになります。

なお、ライビューに関しては、6月から屋内ナビゲーションが東京でも利用可能になると発表されています。

もう一つ、歩行者向けの機能としては、2020年8月に一部の都市で提供されていた歩道や横断歩道、歩行者用の安全地帯なども確認できる詳細表示が、年内にベルリンやシアトル、シンガポールなど50以上の都市に導入される予定です。

このほか、Googleマップの店舗情報では、混雑する時間帯を表示可能ですが、この機能を拡張し、エリア全体の相対的な混雑具合を可視化できるようになります。店舗1つ1つではなく、その地域全体の混雑を確認することで、混雑しているエリアを避けたり、逆に活気のある場所を見つけたりが可能となります。

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最後に、Googleマップを開いたときに表示される情報が、よりスマートになります。時間帯や旅行中かどうかを考慮し、例えば平日の朝であれば、ランチやディナーを提供している店舗は表示されず、近くのコーヒーショップを目立つように表示するといった具合です。

これらの新機能は、今後数か月以内にAndroidとiOSでグローバルに展開される予定です。

Source: Google