Android

GoogleとSonyが協力し、AndroidにSonyの立体音響技術360 Reality Audioのサポートを追加するよう取り組んでいるようです。

これはAndroid Open Source Project(AOSP)のコードから明らかになったもの。Sonyのソフトウェアエンジニアである村山 敬氏もコードにコメントを書いており「これはGoogleとSonyの間で行われたAndroid OS 360RA サポート会議で言及されたパッチの1つ」だとしています。

Sonyの360 Reality Audioは、欧米では2020年から展開されており、日本でも4月16日からの本格展開が発表されたばかり。いまのことろ利用するためには、対応した音楽サービス(日本ではAmazon Music HD、Deezer、nugs.net)と対応したヘッドホンやスピーカーが必要です。

しかし、Androidで360 Reality Audioで利用されている国際標準規格のMPEG-H 3D Audioをサポートし、そのデコーダーを組み込むことで、どのアプリでも360 Reality Audioをサポート可能になります。また、コードのコメントによると、任意のヘッドホンで体験可能になるとのことです。

Sonyは360 Reality Audioの普及を目的に、スマートフォン内蔵スピーカーでの360 Reality Audio の再生や、関連技術のライセンス提供も行うとしており、Googleとの協力はその一環だと考えられます。

なお、Googleと言えば、3Dオーディオスタートアップの買収が報じされたばかりです。360 Reality Audioとは直接関係はないと考えられますが、自社製品でも立体音響サポート強化に力を入れている様子が伺えます。

肝心のAndroidでの作業は、作業はまだ始まったばかりのようなので、5月にはベータテストが開始されるAndroid 12には間に合わない可能性があります。この場合、オーディオ機能のみ個別にアップデートが行われるのか、Android 13まで待つ必要があるのか、気になるところです。

Source: Android Open Source Project via XDA-developers