gramas universal case

各種レザー製品やスマートフォンケースを手掛ける坂本ラヂヲが、汎用型スマホケース「UNIVERSAL CASE(ユニバーサルケース)」の先行予約販売をMakuakeにて開始しました。今回登場したUNIVERSAL CASEは機種を問わずに利用できる手帳型のケースとなっています。

坂本ラヂヲのGRAMASブランドには、これまでも機種別の手帳型ケースはもちろんのこと、汎用型のケースもありました。ただし、粘着テープで固定したり、カバーを閉じるベルトが使用時に邪魔になったりと、いくつかの問題点も。新しいUNIVERSAL CASEはそれらの問題点を解消したケースになっています。

Makuakeでの公開に先立ち、1週間ほどプロトタイプを試用させて頂いたので、簡単に紹介したいと思います。

マグネットで固定する汎用ケース

UNIVERSAL CASEの特徴は、なんと言ってもカメラ保護の構造です。ディスプレイ側だけではなく、背面もフラップのある構造になっており、カメラ部分を保護しています。

UNIVERSAL CASE

撮影時には、ディスプレイ側とカメラ側、両方のカバーを開ける形状です。最近のカメラは出っ張りが大きくなっていますが、端末装着部の背面側上半分が大きくくり抜かれているほか、背面カバー側にも若干の凹みがあるので、大抵のスマートフォンは問題ないでしょう。ちなみに1インチセンサーのAQUOS R6にも対応しているとのことです。

UNIVERSAL CASE
GRAMAS

前面・背面ともカバーはマグネットで固定されます。ケース右側面にのみ立ち上がりがあり、前面カバーはここに貼りつく形です。側面は大きく切りかかれているので、電源やボリュームなどもそのまま操作可能です。

UNIVERSAL CASE

肝心のスマートフォンの固定方法ですが、ナノ吸盤と磁石を利用した独自のuni(ユニ)と呼ぶ機構を採用します。ようするに磁石で貼りつけているのですが、ナノ吸盤で横方向のずれを防ぐことで、外れにくくしているとのことです。貼り付く力は強力で、両手を使わないと外すのは難しいほど。

磁石で貼りつけるため、スマートフォン側にユニプレート(鉄板)を両面テープで貼りつける必要があります。このとき、スマートフォンに傷がつかないよう、保護シートを貼ってから、その上にユニプレートを貼り付ける仕様です。

UNIVERSAL CASE

なお、製品にはユニプレートが1枚付属しますが、ユニプレートのばら売り(2枚セットですが)もされます。端末を複数持っている場合は、それぞれにユニプレートを貼り付けておくと簡単に交換できます。カメラ三脚で使うクイックシューのようなイメージですね。

UNIVERSAL CASE

デメリットもあるが使用感は良好

最近はスマートフォンをケースに入れないか、入れてもPitakaなど極薄のケースを利用することが多いのですが、実際に1週間ほど使ってみたところ意外と快適に利用できました。シュランケンカーフの手触りがよく、無駄に手に取りたくなるのはもちろんのこと、カメラ利用時にカバーを開ける構造のため、開いたカバーを掴むことで安定して構えられるというメリットもありました。

UNIVERSAL CASE
▲カバーを掴むとカメラを構えやすいです

ただし、デメリットもあります。まず、ワイヤレス充電が利用できません。鉄板と磁石を利用しているので当然ではありますが、ここは残念なポイントです。

ただ、機種によるとは思いますが、おサイフケータイは多くの機種で問題なく使えるはず。私はずっとGalaxy S21 Ultraで使っていましたが、背面を閉じた状態でもおサイフケータイは利用可能でした。背面上部はくり抜かれている上、カバー側にも鉄板は入っていないので、FeliCaのアンテナが中央よりも上の位置にある機種なら使えるでしょう。

UNIVERSAL CASE
▲Galaxy S21 Ultraではおサイフケータイはカバーを閉じたままでも利用できました

ちなみに、Galaxy S21シリーズのようにカメラのバンプが側面に繋がっている端末の場合、このケースを装着するとその部分が浮きます。ひょっとすると、OPPO Find X3 Proでも同様になるかもしれません。ただ、フレームが写り込んだりはしないので、実質的にはさほど問題ありません。

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▲カメラバンプが側面まできていると、ケースが浮きます

もう一つのデメリットとしては、本体右側では、画面外からスワイプする操作が利用できなくなります。これは、前面カバー固定のためにケース右側面が立ち上がっているため。Galaxyの場合、画面外からスワイプして表示するエッジパネルがありますが、右側では利用できませんでした。同様にジェスチャーナビゲーションの戻る操作も右側では不可になります。

UNIVERSAL CASE

とはいえ、こうした点を考慮しても汎用ケースとしては魅力的な製品だと思います。これなら高いケースを買ったにも関わらず機種変更で使えなくなってしまうということもないでしょう。

なお、UNIVERSAL CASEは、縦170×横85×幅20mmのRサイズと、縦150×横82×幅21mmのSサイズという2種類があります。それぞれ対応するスマートフォンのサイズが違うので、そこだけは注意が必要です。一応、大は小を兼ねるで、小さめのPixel 5をRサイズのケースに装着できますが、無駄に大きくなるのでお勧めはしません。

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▲Pixel 5をRサイズのケースに装着してみたところ。使えなくはないですが、無駄に大きくなります

RサイズとSサイズ、どちらに対応しているのかは、対応確認済みの機種のリストが公開されているので、チェックしてみるといいでしょう。

Makuakeでのプロジェクトは7月26日までとかなり短め。8月には出荷される予定です。すぐに一般販売も行われるとのことですが、少しでも安く購入したいのであれば、チャンスかもしれません。

関連:

「UNIVERSAL CASE」プロジェクトページ(Makuake)