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ゲームタイトル配信プラットフォーム「Steam」でプレイ可能な作品の中から、”今話題の人気作”や”ツッコミ必至の珍作”まで、見逃し厳禁のおすすめインディーゲームをピックアップ!今回ご紹介するのは『Graveyard Keeper』です。

-> Graveyard Keeper (Steam)

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現世へ帰るためにレッツ墓守!

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『Graveyard Keeper』は Lazy Bear Gamesが開発を手掛けたシミュレーションゲーム。見知らぬ世界の「墓守」となり、荒れ果てた墓所を自らの手で再建させましょう。

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本作の主人公(プレイヤー)は、なんの変哲も無いどこにでもいる一般男性。しかしある日のこと、彼は恋人が待つ自宅へ戻ろうとした際に交通事故に巻き込まれ、意識が混濁したまま謎の世界へ放り込まれます。自分の生死すら分からない状況で主人公が出会ったのは、黒シルエットの不審人物。彼に言われるがまま「良き墓守」を目指すシーンから本作は幕を開けます。

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朝昼夜と経過するゲーム内時間や作業(詳細は後述)を通して日銭を稼ぐ生活スケジュールなど、本作は「牧場物語」シリーズや「スタデューバレー」といったライフシミュレーション作品に強くインスパイアされています。

一方で本作は"墓守"を主題としており、付随する行為もダークな雰囲気を纏った唯一無二の要素であることに変わりありません。起床後に墓所を見回り、自宅前へ運ばれてくる新鮮な死体とにらめっこし、いつの日か現世へ帰ることを夢見てせっせと働く……それが『Graveyard Keeper』のルーティーンであり真髄なのです。

健康的な墓守の一日とは

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プレイヤーが為すべきことは多岐に渡りますが、最序盤はひとまず適切な「死体処理」を学ぶところから始めましょう。朝になったら墓所をグルっと見回り、死体が運搬されていないかチェック。もし墓所内に到着しているようなら、鮮度が落ちる前に素早く処理しなければいけません。死体を担いだまま処理場へすかさず駆け込み、解体テーブルへ丁寧にブツを下ろしてください。

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解体テーブルでは文字通り「死体の解体」が行なえます。テキストで表すと物騒極まりありませんが、グロテスクな表現は特に無いので心配ご無用。所定の位置をクリックするだけで、新鮮な死体から「肉」を抽出できます。

この肉は墓所から少し離れた村の酒場で買い取って貰える立派な収入源であり、同時に主人公の食料でもあります。肉の出どころを考えるのは後にして、「死体を処理して肉を回収する」ことを覚えておきましょう。

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処理した死体はそのまま放置……ではなく、キチンと敷地内の墓所へ埋葬すること。マス目を区切って埋葬場所を指定し、土を盛って地中に死体を埋める。序盤は簡素な埋葬しか行なえませんが、ある程度ゲームが進むと埋葬の規模もグレードアップします。

ちなみに青色ゲージ(画面左上)は主人公の行動力となっており、何らかのアクションを起こすたびに少しずつ減少、ゲージ残量が無くなると作業をストップして休息しなければいけません。何事も根を詰めすぎると、かえって悪影響を招きます。行動力が目に見えて減ってきたら無理せず自宅へ帰り、ベッドに寝そべって休息をとりましょう。

埋葬だけじゃない!充実した墓守ライフを送ろう

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本作の醍醐味は何も死体処理だけではありません。一人前の墓守へ成長するためには、様々な作業を通して総合的な人間力を鍛え上げ、活動資金を盛大に稼ぐ必要があります。画像(上)ご覧の通り、ゲーム序盤の墓所はまさしく荒れ果てた廃墟。何をするにしても、まずは設備を整えて資材を集める段階からスタートします。木材や石材を拾い集め、作業台を使って工具を作り上げる……地味な作業ですが、こうした基礎準備も本作を形作るファクターなのです。

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ツルハシやクワを片手に墓所を見回る日もあれば、鋭い剣を振るってモンスターと対峙する日だって訪れる。それが墓守に課せられた奇妙な運命と言えるでしょう。スライムをはじめ、生きた生物を倒すと素材がドロップ。回収した素材はそのまま売却できるほか、アイテム生成時の必要素材として運用可能です。行動力や資源に余裕があるなら、武器を作成してモンスターの生息地域を探索するのも十分アリです。

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メニュー画面にて確認できる「テクノロジー」では、建築・調理・鍛冶・人体医学……等々、プレイヤーの各種アビリティがスキルツリー形式でカテゴライズされています。言うまでもなくテクノロジーの存在はスムーズな攻略の上で必要不可欠。道具制作や資源回収でテクノロジーポイントをコツコツと貯め、条件を満たした箇所から忘れずに解放しておきましょう。

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そのほか、人々で賑わう最初の村では登場キャラクターたちと気軽に交流できます。金銭を介した取引のほか、ちょっとした頼み事に闇の深そうな相談事まで、キャラクターそれぞれに異なる背景を抱えているのが特徴。会話時の展開に合わせて表情が細かくモーションするのも注目ポイントです。

不幸な交通事故から一転、中世風の世界で奇妙な墓守ライフをおくるシミュレーション作品『Graveyard Keeper』。興味のある方はぜひチェックしてみてください。

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