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自宅で仕事をする“テレワーカー”が増え、モバイルディスプレイ市場がにぎわっています。2年ほど前までは「モバイルディスプレイ、ナニソレオイシイノ?」「そんなキワモノ、はやらないでしょ」的な扱いだったような気がしますが、古参のサプライメーカーから家電メーカーまでこぞって開発して売り出すほど一般化してきました。

Amazonで検索すれば、中華製の低価格品がずらり。写真編集やデザインを仕事にしていない限り、多少のドット欠けや色むらを過度に気にする必要ないので、安価なモバイルディスプレイを探している人にはいい時代になったといえるでしょう。

選ぶ際のポイントですが、外出できるようになったときのことを考えると、軽いほうがいいに決まっています。しかし、目が疲れやすい、またはそろそろ小さな文字が見づらくなってきたという人にとって、あまり画面が小さいのも考えもの。

できればコンパクトで軽いものがいい――そんな相反する条件を満たすのが、グリーンファンディングでキャンペーン中のモバイルディスプレイ「XOWIN」(センウィン)です。26%OFFの39058円などの早割価格で展開しています。

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▲付属品は左からACアダプタ、USB Type-A to USB Type-Cケーブル(給電用)、HDMI to miniHDMIケーブル、USB Type-C to USB Type-Cケーブル

このセンウィン、ディスプレイサイズが16.1インチで、多く出回っている15.6インチのものより大きめ。それでも持ったときに「軽い!」と感じてしまいます。

それもそのはず、このサイズであるにもかかわらず、重さがわずか853gしかないのです。

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▲第一印象は「薄い!!」

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▲スペック表では853gでしたが、実測では849g。軽い

軽さの秘訣はふたつ。ひとつは超スリムベゼルを採用しているため、ディスプレイサイズに比べて本体サイズが抑えられていること。もうひとつは本体がわずか4mmという極薄設計によります。

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▲超スリムなベゼルを採用

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4mm厚なのに、ディスプレイポートやUSB Type-Cポートを組み込めるのか、と不思議になりますが、スタンド部にポートやボタン、スピーカーを集約することで、スリムな本体を実現しています。

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▲スタンドの厚みは約6mm。本体と合計で10mm厚です

搭載ポートはmini HDMI、USB Type-C×2、3.5mmイヤホンジャック。MacBookのようなUSB Type-Cポートしか搭載していないデバイスや、会社から支給されているようなHDMIポートを搭載しているマシンでも、さらにはNintendo Switchやスマホでも使うことができます。

解像度は1920×1080のフルHD、タッチ操作非対応、非光沢のIPSパネルを採用しています。色域は100%sRGBなので、写真やデザイン関係の仕事に向いているでしょう。

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▲非光沢なので目に優しい。映り込みが少ないため、撮影もしやすい

サイズは約367(H)×229(W)×4(D。最薄部)mm。縦置きすることもできるため、Webサイトやコーディング画面などを表示させておけば、全体を見渡しやすくなります。

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MacやWindows PCの画面を拡張する

センウィンの使いかたは簡単です。

オルタネートモード対応のUSB Type-CポートまたはThunderbolt 3以降のポートを搭載するPCであれば、ケーブル1本で接続できます。

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▲MacBookシリーズであればThunderbolt 3ポートを搭載しているため、ケーブル1本で接続できます

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▲Thunderbolt 3のポートを搭載しているWindows PCとの接続例

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▲映像データも電力もケーブル1本でまかなえます

映像出力用にHDMIポートしか搭載していない場合は、付属のHDMI to mini HDMIケーブルをつなげたうえで、電源供給のためにUSB Type-C to USB Type-CケーブルをPC本体やモバイルバッテリーへ接続すればOKです。

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▲企業から支給されているPCにありがちな、少し古いPCでは、HDMIとUSBケーブルを使ってつなげられます

センウィンは、縦置きに対応しているとはいえ、自動回転機能があるわけではないので、縦置きしたい場合はPCの設定画面から設定します。

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▲Macでは、システム環境設定からディスプレイを開くと、内蔵と外付けの双方にディスプレイ設定が表示されます。ここではセンウィンに表示された「ディスプレイ」の「回線」を270°に変更しています

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デスクトップモード搭載スマホでPCライクに

HUAWEIやGalaxyのフラッグシップモデルには、外部モニターとつなげることでPCライクに使えるPCモードやデスクトップモードと呼ばれる機能を搭載しているものがあります。

スマートフォンではタッチを前提にして作られていますが、PCモードでは下部にアプリリストを呼び出すボタンやタスクバー、ステータスバーなどが表示され、デスクトップには複数ウィンドウを開けるなど、PCのようなUIでスマートフォンを操作できます。

もちろん、センウィンでもそれは可能。外部電源につなげた上で、付属のUSB Type-Cケーブルをスマホと接続すれば、PCモードが立ち上がります。

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あとはBluetoothキーボードさえ用意すれば、簡易PC環境を簡単に作れるのです。

Nintendo SwitchやiPhoneも

ゲーム機でも、HDMIポートまたは映像出力のできるUSB Type-Cポートを搭載していれば、大画面で遊べます。

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iPhoneでは、iPhoneの画面をセンウィンにミラーリング表示可能。YouTubeやAmazon Prime Videoなどの動画では、iPhone本体がポートレートモードで表示していたとしても、センウィン側は全画面モードで表示するため、これといった設定をしなくても大画面で動画を視聴できます。

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▲iPhoneでは、基本的にミラーリングにしか対応していません

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▲YouTubeなど一部のアプリでの動画再生時には、センウィン側が全画面表示になります

また、iPhoneのみ、センウィンのスタンドにある回転ボタンを使って、90°単位で画面を回転させられます。アスペクト比が若干崩れてしまいますが、テキストベースのコンテンツを扱うアプリであれば有効でしょう。

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▲スタンド部に設けられた表示回転ボタン。iPhoneと接続しているときだけ、90°ごとに画面を回転させられます

なお、USB Type-Cケーブルを用いたPC以外の接続では、外部電源が必要です。モバイルバッテリーまたは付属のACアダプターを使ってセンウィンに電力を供給しましょう。

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▲5V2A以上を出力できる外部電源必須。とはいえ、パススルー給電に対応しているので、外部電源とつなげておけば、スマホ本体の充電もできます

どこへでも持ち歩きたくなる大画面――バッグサイズが対応していれば

目のことを考えると、大きめのディスプレイを使いたい、とはいえ重たいのは遠慮したい――センウィンなら、853gの重量をバッグに追加するだけで16.1インチの大画面をどこでも利用できます。

もちろん、バッグのサイズが対応していればの話ですが。

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▲筆者愛用のバックパックは、どれも対応していたので、がぜん物欲が高まってしまった

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