Master Replicas Group, Indiegogo
Master Replicas Group, Indiegogo

『2001年宇宙の旅』50周年として、作中に登場したAIコンピューター”HAL 9000”そっくりのAIスピーカーを、2001台限定で生産するクラウドファンディングキャンペーンが開始されたのは2018年のことでした。しかしどうやら、プロジェクトは道半ばで破綻してしまった模様です。

プロジェクトを展開していたMaster Replicas GroupはTwitterの投稿も5月以降途絶えており、7月には連邦倒産法第11章申請したことをIndiegogoのページに記していました。すでに会社は精算された模様で、出資者のもとにはそのことを知らせる書面が送付されています。

HAL 9000レプリカのAIスピーカーは、当初の予定では2019年3月までに出荷されることになっていました。しかしプロジェクトは難航し、今年になって降ってわいた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックがさらにプロジェクトの進行を困難にしました。

クラウドファンディングは本来、需要調査的な割引価格での予約販売ではありません。そのため、だれかが出資したからと言って、プロジェクトが必ず製品化までこぎ着けることが保証されるわけでもありません。今回のような状況では出資金が返還される可能性は低いと思われます。しかし出資者は出資をする段階で最低限それを理解し、自己責任で出資をするのが原則です。

とはいえ、映画『2001年宇宙の旅』のファンならHAL 9000のスピーカーを寝室だったりリビングに置いてみたかったはず。同様の製品が再びどこか(願わくばきちんとしたメーカー)で企画されることを願ってやみません。

source:Indiegogo