Polar Plug
Polar Plug

新型コロナ対策のため、過密状態になる電車での通勤/通学を避け、自転車を使っている人ももしかしたらいるかもしれません。しかし今年の冬は久しぶりの厳しい寒さ。自転車に乗るときに使う手袋の通気性が良すぎたり、蒸れてしまったりすると、走行中にハンドルを握る手もものすごく冷たくなってしまいます。

近年の自動車は、冬場の運転のためにハンドルヒーターが標準またはオプションで用意されていたりします。バイク向けにも、ヒーターを内蔵したハンドルグリップがアフターパーツとして売られていますが、バッテリーを搭載しない自転車には、これまでそのようなパーツは見かけませんでした。

そんななか、クラウドファンディングサービスKickstartarで出資募集を始めたのが「Polar Plug」です。6000mAhの充電式バッテリーを備える円筒状のこのデバイスは、端にあるスイッチを入れることでデバイス自体が100~105℃にまで発熱、自転車ハンドルに挿入して使えば、グリップの表面温度は数分もあれば40℃に上昇するとのこと。これを使えば、冬場の寒い時間帯に自転車に乗る時も、かじかむ手を暖めつつ走ることができます。なお、表面温度は外気温に関係なく40℃になるように調整されます。

Polar Plugは、グリップ部分に湾曲のない、17.5mm径以下のほとんどの自転車のハンドルに適合します。バッテリーは2時間でフル充電でき、5時間の使用が可能。ほとんどの人なら極寒のなか自転車に5時間も乗り続けることはないはずなので、1週間に1~2回も充電すれば、使用中に電池切れになることもないはずです。

Polar Plugは市販も予定しており、その価格は1セット195ドルになる予定とされます。これに対し、Kickstarterでは数量限定のアーリーバード特典なら99ドルで充電器付きの1セットが用意されます。発送地域は世界各国に対応しており、日本に送ってもらうには1セットあたり5ドルの送料が必要です。

Kickstarterにおけるキャンペーンは3月15日まで。このキャンペーンはAll or Nothing式なので、目標とする出資額を集めることができなければ、メーカーは資金を得られません。またプロジェクトが完了してから出資金を請求するようになっています。

ただ、クラウドファンディングの常識として、見返りの品が発送されるまでに何らかの理由でプロジェクトが消滅してしまったりして、製品が受けとれなくなる場合があることは、頭の片隅にでも覚えておく必要があります。

Source:Polar Plug, Kickstarter