HP Elite Folio

米HPは1月10日(現地時間)、バーチャル開催になった電化製品見本市CES 2021にあわせて、2in1スタイルのノートPC「Elite Folio」を発表しました。本製品は、2018年に日本でも発売されたSpectre Folioの後継モデルにあたりますが、CPUがSnapdragon 8cx Gen2に変更となり、5G通信にも対応するのが大きなポイントです。

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見た目は一般的なノートPCに似ていますが、クラムシェルのように閉じるだけではなく、ディスプレイを表に向けたまま閉じて、タブレットのように使うことも可能です。

HP Elite Folio

なお、Surfaceシリーズのようにキーボードは分離せず、ディスプレイを含め外装と一体になっている点はSpectre Folioと同じです。その外装も革装ですが、本革を使用していたSpectre Folioとは違い、フェイクレザーとなっています。この点については、リサイクル素材を積極的に採用し、「世界で最もサスティナブルな(環境に負荷をかけずに持続できる)PCの1つ」とうたっているためと考えられます。

HP Elite Folio

CPUは2020年9月に発表されたSnapdragon 8cx Gen2(3.15GHz)を搭載。第10世代のIntel Core i5より18%優れたパフォーマンスを発揮し、ローカルでの動画再生は24.5時間(HPによる測定値)を実現したといいます。

通信面ではWiFi 6(IEEE 802.11ax)やBluetooth 5.0に対応するほか、通信用のモデムはSnapdraogn X20 LTEまたはSnapdragon X55(5G)を搭載し、nanoSIMやeSIMをサポートします。

メインメモリは最大16GBで増設や換装はできない仕様ですが、ストレージは最大で512GB(M.2 NVMe SSD)まで搭載できます。

HP Elite Folio

13.5インチの液晶ディスプレイ(1920x1280ピクセル)は10点マルチタッチとペン入力に対応します。専用のHP Elite Slim Active Penは、キーボード上部にあるスペースに収納し同時に充電も行えます。ディスプレイ上部にはWindows Helloの顔認証やビデオ会議に利用できるウェブカメラも搭載しており、使わないときは物理的なシャッターで隠しておくことも可能です。

本体のサイズは約298.6x229.6x15.95mm(幅x奥行きx厚さ)で、重量は約1.3kgです。

価格はまだ発表されていませんが、おそらくはSpectre Folioに近い17~18万円あたりになるのではと予想されます。米国では2月に発売される予定です。

source: HP