ヒュンダイ、「四脚歩行EV」を開発する新スタジオ設立

通常の道はタイヤで走行、悪路は四足歩行で移動

中田ボンベ(Bonbe Nakata)
中田ボンベ(Bonbe Nakata)
2020年09月29日, 午後 06:00 in CES2019
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Hyundai

9月28日、韓国の自動車メーカー・ヒュンダイは、四足歩行可能なEV「Ultimate Mobility Vehicles」(以下、UMV)の開発を行う「New Horizons Studio」を設立しました。

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UMVは、CES2019で初めてコンセプトデザインが発表されました。車体には、先端にタイヤを装着した伸縮可能な四つの脚部ユニットが取り付けられており、舗装路では脚が折りたたまれ、一般的な自動車と同じようにタイヤを使っての走行が可能です。しかし、岩山など走行が難しい場所では脚部が伸び、まるで動物のように四つ足で移動します。

脚部を伸ばすことで、例えば足の不自由な人を2階から乗り降りさせ、階段を使わずに済むようにしたり、道をふさぐ障害物をまたぐように避けたりなど、日常のさまざまなシーンでの幅広い応用が可能。険しい道でも歩いて通ることができるため、山岳地帯など一般的な自動車では入れない場所や、災害現場での救助活動でも役立ちます。

こうした歩行機能を備えた多脚ビークルの構想は昔からあるものの、現在のところ実現には至っていません(多脚ロボットはありますが……)。しかし、今回の開発スタジオ設立により、四足歩行ビークルの登場が現実味を帯びてきました。同スタジオを率いるジョン・スー副社長が「世界初の車両製作を目指しています」とコメントしているように、ヒュンダイが四足歩行自動車のパイオニアとして偉大な足跡を残すか、今後の展開に目が離せません。

Source:ヒュンダイ自動車


 

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