毎年、新しいiPhoneが出るたび「画面が割れにくくなった」という点がアピールされますが、それイコール「画面が傷付きにくくなった」という意味ではありません。むしろ逆で、ガラスに柔軟性をもたせることで割れにくくしているので、表面に対する傷に関しては年々むしろ弱くなっているのが実情です。

新しいiPhoneを綺麗に使い続けるには依然として画面プロテクターの類が必須となるわけですが、種類も値段も実に様々。今回ご紹介するのは以前、iPhone 12用のものをご紹介したマイクロソリューションのサファイアガラス製プロテクターです。

関連: iPhone 12用サファイア製画面プロテクターを試す

予め申し上げておきますと、どなたにもオススメというわけではありません。まず、約7000円と値段が最上級クラスです。そして、このガラスプロテクターは本体の画面割れを保護するには十分ですが、これ自体が特別割れや欠けに対し強いわけではありません。

頻繁にiPhoneを落下させてしまうような方は、より割れにくさをアピールしたガラスプロテクターを選んだほうがいいと思います。たとえばDeffのアルミノシリケートガラスの原版を用いたプロテクターは、分厚いぶん落下時の衝撃にも強くなっており、iPhone 13シリーズ用もリリースされています。

関連: GOOD-BYE角割れ 原板を用いたiPhone 12用保護ガラス

画面が割れにくくなった(が、表面に傷が付きやすい)iPhone 13にサファイアガラスの特性をプラスすることで最強化する、そんなアイテムと思ってください。サファイアでうっすらバリアを張るイメージですね。

▲ガイド付きで、ズレずに貼れる。ホコリ除去シート(左)も大判
SAPPHIRE Screen M9 Protector(iPhone 13|13 Pro用) SAPPHIRE Screen M9 Protector(iPhone 13 Pro Max用)

とにかく硬い

まず特徴は、なんといってもその硬さです。ダイヤモンドでないと傷付けられないので、鍵などがこすれても画面に線傷ひとつ許しません。高級な腕時計やアルミケースモデルを除くApple Watchにもサファイアガラスが用いられているので、馴染みある方も多いと思います。

硬いガラスを大画面に「貼る」となると空気がなかなか抜けないのが難点ですが、本製品は特殊なシリコンゲルを用いており、長時間待たなくても指で押し付けるだけで吸着するようになっています。12シリーズ用からさらに改良が加えられ、低温な環境でもエア抜けがスムーズになりました。

▲しなやかさがないぶん、最初に置いたときはエアが混入してしまうが…
▲指で上から押さえるようにするだけでエアが抜ける

見た目も最高

不純物のない人工サファイアで透過率は92パーセント。特性上、太陽光が鏡のように反射するため画面が暗いと自分の顔がクッキリ映り込むのは好みの割れるところですが、13 Pro|13 Pro Maxは映り込みを相殺するほど輝度が高いのでさほど気になりません。表面には特殊なコーティングが施されていて指脂が付きにくく、画面を常に綺麗な状態にしておけます。スマホの身だしなみって感じですね。

サファイアの特性である反射を防ぐため、エッジにはシルク印刷が施されています。吸着用シリコンゲルは完璧に均一に塗られており一切はみ出しがなく、結果的にガラス周囲にホコリが溜まらなっています。よくガラスプロテクター周りに付着した埃が毛のように見えることがありますが、サファイアガラスプロテクターは常に衛生的かつ本来のiPhoneの美しさを際立てる存在に徹してくれます。

Engadget
▲一般的なガラスプロテクター(左)でよく見る、フチにホコリが吸着し「毛が生えた」状態にならない

繰り返しになりますが、どなたにもオススメという製品ではありません。iPhoneを落下させることはあまりないが、画面に傷がつくのはパーフェクトに避けたいという方は、大切なiPhone 13 Proに「サファイア バリア」してみてはいかがでしょう。

Engadget
SAPPHIRE Screen M9 Protector(iPhone 13|13 Pro用) SAPPHIRE Screen M9 Protector(iPhone 13 Pro Max用)