iPod touchを最薄AI通訳機に Apple製翻訳アプリの魅力

翻訳機も辞書も持たずに海外へGO!

矢崎飛鳥
矢崎飛鳥, @ACCN
2020年06月26日, 午後 12:00 in Apple
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Googleの翻訳機能をエンベデッドしたコンパクトな音声翻訳機が多数リリースされていますが、iOS 14から追加される翻訳アプリはその市場を奪ってしまうかもしれません。

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新に追加される翻訳アプリはSiriの機能の一部で、英語、中国語、日本語、韓国語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロシア語、ポルトガル語、アラビア語の11言語に対応、いずれの組み合わせでも利用可能です。

アプリを立ち上げ、iPhoneを横持ちにするとランドスケープモードになり、マイクのアイコンをタップすることで会話の聴き取りを開始します。

対面会話時、それぞれがどの言語を話しているかは自動で認識するので、操作としては以上となります。翻訳機能はAirPods装着時も使えますが、通訳(会話)モードは端末のマイクを使用するため、イヤホン装着時は利用できません。

AIに気を遣わず利用可能

人と人との実際の会話は曖昧な表現が多く、翻訳サービスを利用するユーザーはAIが翻訳しやすいよう気を遣う必要がありましたが、アップデートされた強力なSiriの機械学習により、同音異義語なども文脈から判断、適切に多言語に変換します。変換された文書はテキストと読み上げ双方で受け取ることができます。

Siri音声(TTS)もアップデートされ、いずれの言語も人が話しているニュアンスにより近づいています。読み方のわからない単語の発音を個別に発声してもらったり意味を調べることもできるので、通訳のみならず多言語辞書としてもiPhoneを活用できます。

通信費すらかかない

この翻訳アプリですが、あらかじめ必要な言語をダウンロードしておくことで、なんとオフライン環境でも利用できます。iOS 14にアップデートできるモバイル端末は、iPhone 6s以降に発売されたiPhoneとiPhone SE(第1・2世代)、さらに現行モデルのiPod touch(第7世代)となっています。Androidユーザーの方はiPod touchを史上最薄、最軽量の翻訳機として導入するのもアリではないでしょうか。

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Siriは大幅なアップデートがなされており、3年前と比較し20倍となる250億ものリクエストが処理可能になりました。質問に対しても、より自然な受け答えを返すようになっています。また、起動時のデザインがコンパクトになり、ほかの作業をしながら写真を探したり、天気予報を確認したりと、いわゆる「ながら作業」の手助けに一役買ってくれそうです。これまでSiriをあまり使ってこなかった人も要注目です。

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