iCloud calendar
Apple

2016年以前からiCloudカレンダーへの不審な通知(スパム)は報告されており、アップルもこの問題に対処するため複数の変更や改善を行ってきました。ですが、いまだに解決されていないと報じられています。

不審な通知をiCloudカレンダーに送りつける手口は、いくつかあると報告されています。例えば2016年には、出席依頼機能写真共有の招待状を受け取ることが問題の1つとして取り上げられていました。

この類のスパムの問題点は、ユーザーが「辞退」をクリックしたとしても、iCloudアカウントが有効であることをスパム送信者に知らせてしまい、スパムの送信を続けさせてしまうことです。むしろ拒否という返事をしたこと自体が、問題を悪化させる可能性があると指摘されていました

そして2021年現在、問題となっているのはSafariでのポップアップにより配信されるタイプです。大手掲示版Redditへの投稿に430ものレスポンス、「アップルはこのカレンダースパム問題に真剣に対処すべきだ」との主張に5000近い賛成が投じられており、再びカレンダーのスパム問題が注目を集めているしだいです。

こうしたポップアップは特定のサイトにアクセスした際に、Safariのダイアログボックスとして表示される単純なもの。不正なカレンダー購読を追加するかどうかを尋ねるだけですが、多くの人は意識せず「OK」をタップして次の画面に進んでしまう模様です。

アップルもiCloudカレンダーのスパム問題は認識しており、公式サポート文書を用意しているほか、YouTubeでスパムを除去する方法を教える動画を公開しているほどです。

アップルによると、その方法は次の通りです。

  • カレンダーアプリを開く

  • スパムのイベントをタップする

  • 下部にある「このカレンダーの配信を停止する」ボタンを探す

この操作を行うと、そのカレンダーに登録されている全てのスパムイベントが自動的にiPhoneから削除されます。ただし、複数のスパム送信先から登録されている場合は、その数だけ同じ作業を繰り返す必要があります。

こうした対応は以前よりも簡単かつ洗練されており、アップルが改善に取り組んでいることが窺えます。

とはいえ、上記のように現在の問題は「SafariのポップアップにOKを押すことでスパムを登録」することであり、アップルの対応は根本的な解決策とは言えません。ポップアップはやみくもに押さずに説明をしっかりと読み、そもそも怪しげなサイトには行かないよう心がけるとよさそうです。

Source:Reddit

via:9to5Mac