Pro Max
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ハイテク製品の分解でおなじみの修理業者iFixitが、先日のiPhone 12 miniに続いてiPhone 12 Pro Maxの分解レポートを公開し、「最大サイズの理由」にスポットを当てています。

iPhone 12シリーズ最大サイズとなった理由の1つは、まず背面カメラ関連パーツの大きさです。広角カメラが大きなことは見ればわかり、47%大きなセンサーを備えていることは公式にも謳われています

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そして分解してみて可視化されたのは、センサーシフト装置の追加です。一眼レフカメラでも使われる光学式手ぶれ補正技術であり「常に持ち歩く高性能カメラ」としての側面を強めるものですが、その関連パーツと思しき4つの磁石もX線写真で確認できます。

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これらのパーツをiPhone 12 Proの比較的小さなケースに収めるには無理があると思われ、iFixitはアップルが「妥協」(Pro Maxの機能すべてをProに詰めなかった)する必要があったかもしれないと述べています。

そして他のパーツも大きく、バッテリーはiPhone 12シリーズで最大の14.13Wh(iPhone 11 Pro Maxの15.04Whよりは小さい)。そちらは当然とは言えますが、スピーカーやTaptic Engineも巨大です。最小のiPhone 12 miniではMagSafeの円周さえ本体に収まりきれず左右が途切れていましたが、iPhone 12 Pro Maxではサイズの大きさが存分に活かされているもようです。

iFixit恒例の修理しやすさスコアは10点中6点。すなわち他のiPhone 12シリーズと同じぐらい修理しやすい一方で、割れやすい背面ガラスが壊れた場合はケースごと交換が必要という点も共通しています。

ただしiPhone 12と違い、カメラを交換した場合もアップル公式ツールなしに正常に動作したとの報告は、非正規修理業者にとっては朗報と言えそうです。

Source:iFixit