iFixitがApple Watch Series 6を分解。少し薄く、バッテリー容量が増加

しかし公称バッテリー持続時間は変わらず

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年09月22日, 午後 02:15 in Apple
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S6
iFixit

本業の修理業よりもハイテク機器の分解でおなじみのiFixitが、発売されたばかりのApple Watch Seriesをさっそく分解したレポートを公開しています。

一見したところ前モデルのSeries 5とそっくりなSeries 6ですが、血中酸素ウェルネスAppなど新機能をサポートするために、かなり大がかりな内部調整と変更があることが明らかになっています。

まず分解に取り掛かる初手でも、以前のモデルが上から下にはがす形だったのに対して、iPhoneと同様、本のように開ける構造となっています。

S6

またApple Watchの常連だった感圧タッチ(画面を押し込む操作)用部品も削除。これはwatchOS 7から感圧タッチが削除されていたことから予想されていた変更ですが、おかげで厄介なガスケット(固定用シール)がなくなり分解しやすくなったとのこと。ほか、設計が合理化されたためケーブル数も減っているそうです。

注目すべきは、バッテリー容量が増えていること。まず44mmモデルは前モデルよりもわずかにアップ(3.5%)し、40mmモデルは8.5%増加していると確認。とはいえアップル公称のバッテリー持続時間は、Series 5と同じく1回の充電当たり18時間に据え置きされているため、さほど影響はないもようです。

S6

Series 6でもう1つの大きめな部品といえばTaptic Engine(触覚フィードバック。デバイスを振動させ、触覚を通じて知らせるしくみ)です。今回は100%リサイクルのレアアース金属とタングステンを使用しているとして、iFixitはこれを称賛しています。iPhoneのTaptic Engineも再利用レアアース採用が発表されていましたが(米中摩擦により、中国からのレアアース調達が難しくなることを警戒したとの説もあり)Apple Watchにも採用されたもようです。

こうして細部を調整した結果、Series 6はSeries 6よりもわずかに薄く、10.74mmから10.44mmの厚さになっているとのことです。また注目の血液酸素ウェルネス、すなわち血中酸素飽和度(SpO2)を測るセンサーは底部に融合されており、iFixitは分解できていません。

S6

iFixit恒例の分解しやすさスコアは、画面交換ができることとバッテリー交換のしやすさから10点満点で6点に(Series 5も同じ6点)。いくつかのフレックスケーブルがSoCであるS6に直接取り付けられており、破損した場合には熟練したマイクロソルダリング(微細なはんだ付け)を要するというのが減点材料となっています。

ほとんどSeries 5の流用かと思いきや、実は内部的にはかなりの数の改修があり、少し薄くなってわずかにバッテリー持ちが良くなった可能性があるということ。前モデルをお持ちの方も、買い換えを検討する理由が増えたのかもしれません。


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