「新iPhone SE購入者の26%以上はAndroidから乗換え」との調査報告

iPhone 12(仮)との共食いはなさそう

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年07月21日, 午後 12:55 in apple
0シェア
FacebookTwitter
SE2

新型コロナウイルス感染拡大によりスマートフォン販売が全世界的に不調のなかで、4月に発売された新iPhone SEが市場にとって「明るいスポット」になっているとの分析が発表されています。

市場調査会社Counterpoint Research(CR)は、最新の報告書で、2020年第2四半期の米国内スマートフォン販売量が前年比25%も減少したと発表。アップルは23%減で、サムスンの10%減には及ばずとも、35%減のLG、60%減のOnePlus、同じく62%減のモトローラらに比べると、なんとか持ちこたえた方だと言えます。

CounterPoint

CRの北米リサーチディレクターは、同期のアップル売上はiPhone SEの健闘によって大きく助けられたと述べています。それはデバイス発売以降に通信キャリア店舗や全国の小売店が再開したこと、一部の販路ではお客を店に呼び戻すために大きなプロモーションを打ったのも後押ししたもようです。

新iPhone SEの予約好調は「消費の格下げ」、つまり本来は高価なフラッグシップ製品を買うはずのユーザーが安価な代替品で満足してしまい、今年秋に発売と見られるiPhone 12(仮)の販売を損ねる共食い現象が危惧されていました

が、上記CRディレクターいわく「iPhone SEの販売が秋の5G iPhone(iPhone 12)の販売を食い物にする可能性は低いと示している」とのこと。なぜならiPhone SEを買う人は価格に敏感で、5Gにあまり関心がなく、小さなディスプレイも欠点とは見なさない。すなわち、もともとリッチな仕様で高価になりそうなiPhone 12は眼中にもなかった客層だとほのめかしています。

さらにCRの調査データによれば、新iPhone SEを買った人の26%以上はAndroidからの乗り換え組だったとのこと。そして30%以上がiPhone 6s(2015年9月発売)以前の端末ユーザーであり、ここ数年スマートフォンを買い換えてなかった人たちやAndroidユーザーを取り込めていると説明しています。

またCRは、5月~6月末までのスマートフォン販売が前年比で週ごとに増加しており、2020年6月の売上は前年6月を上回っていると見積もっており、米国市場が回復しつつある兆しを伝えています。このまま好調の波が秋まで続いてiPhone 12シリーズを後押しするのか、それとも新型コロナ感染再拡大が影を落とすのか、今後の展開を見守りたいところです。

Source:9to5Mac

 
 

TechCrunch 注目記事新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]
関連キーワード: apple, smartphone, iphonese2020, Counterpoint Research, Android, iphone12, news, gear
0シェア
FacebookTwitter