インターネットイニシアティブ(IIJ)は、個人向けモバイルサービスにおいて、「IIJmioモバイルサービス ギガプラン(以下ギガプラン)」を4月1日に開始します。

ギガプランの容量は2GB、4GB、8GB、15GB、20GBの5種類を用意。音声通話付きのSIMの月額料金は2GBが780円(税別、以下同)、4GBが980円、8GBが1380円、15GBが1680円、20GBが1880円です。データ通信専用SIMの場合は、音声通話付きSIMよりも100円安くなります。

eSIMはデータ通信専用のため、音声通話は利用できません。具体的な料金は表の通りです。

▲IIJmioひかり回線とセットであれば毎月600円引きになる

1契約で最大10回線まで利用でき、同一契約内のギガプラン回線であれば、データ容量をシェアできるのも特徴です。余ったデータ容量を翌月へ繰り越せるほか、データ容量が足りない場合は1GBにつき200円で追加できます。

国内で通話した場合は通常30秒あたり20円の追加料金がかかりますが、同一契約名義間の国内通話であれば30秒あたり16円となります。

専用のスマートフォンアプリ「みおふぉんダイアル」からの発信、またはプレフィックス番号(0037691)を発信番号の先頭につけて発信することで、国内外は30秒あたり10円になるほか、同一契約名義間の国内通話が30秒あたり8円となります。

また、2021年6月から5Gにも対応します。追加料金はかかりませんが、eSIM、SMS機能付きSIM(タイプD)では利用できません。

ギガプランの申し込みはIIJmioのWebサイトから行えます。家電量販店やコンビニなどでパッケージを購入したうえで、IIJmioのWebサイトで契約することも可能です。

2021年6月以降は、ビックカメラグループやヨドバシカメラなどの店舗に設けた専用カウンターでも即日開通ができるようになる予定です。

なお、6GBのeSIMベータ版(ライトスタートプラン)は2021年3月25日をもって新規受付を終了するほか、ミニマムスタート、ライトスタート、ファミリーシェア、ケータイプランの新規受付を6月から順次終了します。

ギガプランについて、同社MVNO事業部コンシューマサービス部長の亀井正浩氏は、2月24日の会見で、「これまでの料金プランでは、後からSIMを追加するといった使い方ができたが玄人っぽいという意見もあり、1契約1回線としたほうがわかりやすいと考えた」とコメント。そのうえで「1プランでありながらも料金と容量を区切って、いろいろなニーズに応えたい」と述べました。

▲5種類の容量を用意し、複雑な割引などもなくした。また、他社へ乗り換える際の手数料や、契約解除料を無料とする

eSIMを訴求したい

NTTドコモなどの携帯大手3社がデータ容量20GBで月3000円以下の割安な新料金プランを発表するなど、携帯電話料金の競争が激しくなるなか、IIJmioはeSIMを訴求することで他社との差別化を図るとしています。

eSIMとは、契約者情報が書き込まれたSIMカードを機器に直接組み込む形態のことを指します。物理SIMのように“挿し替える”という概念がなく、専用のWebサイトや端末から申し込めるサービスがほとんどです。

ただ、亀井氏によると、国内ではeSIMの認知が進んでいないそうです。その理由として、一部の端末ではSIMロックを解除しなければIIJmioのeSIMを利用できない点を挙げます。ですが最近では、国内において原則SIMロックが禁止されるとの見方も出ています。亀井氏は「総務省や業界関係者と協議しながら、eSIMの訴求に向けた対応策を検討していく」としています。

IIJmio
▲IIJ MVNO事業部コンシューマサービス部長の亀井正浩氏

Source : IIJmio