iPad Pro

新型iPad Proは4月後半に発表されるものの、搭載される次世代ディスプレイが生産上の問題に直面しているために発売当初は品不足になるとの予想が報じられています。

米Bloombergにてアップル記事を担当するMark Gurman記者らによると、新型iPad ProにはミニLEDディスプレイが採用される予定だが、海外サプライヤーが製造歩留まりの悪さに対処しているとのこと。少なくとも1社のミニLEDメーカーは最近生産を停止せざるを得なくなったとの機密情報も伝えられています。

ミニLEDディスプレイとは、正確にいえばミニLEDバックライト付きディスプレイのこと。従来の液晶画面+LEDバックライトの構造はそのままに、後者を微細なLEDに置き換えた技術です。これとローカルディミング(部分駆動)技術を組み合わせることで「画面が黒い部分だけバックライト消灯」が可能となります。これによってコントラストやダイナミックレンジの向上、および省電力を実現しつつ、基本構造は液晶画面に近いため有機ELのような焼き付きの恐れもない新技術として注目を集めています。

新型iPad Proが従来通り11インチと12.9インチの2種類あり、そのうちミニLED画面は12.9インチ専用になるとの予想が有力です。Bloombergもこの説に沿っており、大型(12.9インチ)の出荷時期が遅くなり、数量が限られることを意味するかもしれないとの関係者証言を報じています。

次世代技術を採用したアップル製品が歩留まりの悪さに悩まされることは珍しくはなく、2017年にFace IDを初搭載したiPhone Xもドットプロジェクターの生産が難航したと噂され、実際に当初は品薄気味でした。

これら新製品が4月後半に発表とすれば、そろそろアップルがスペシャルイベント開催の招待状(今回もバーチャルとなりそうですが)を各メディアに送付してもおかしくはないはず。弊誌でも何か動きがあり次第、お伝えする予定です。

Source:Bloomberg