インドがPUBGほか100以上の中国製アプリを使用禁止。国境紛争がエスカレート

バトロワ系ゲームが受難続き

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年09月3日, 午後 12:00 in PUBG
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A man looks at the "PUBG Mobile" game, owned by Chinese internet giant Tencent, in the App Store on an Apple iPhone in New Delhi on September 2, 2020. - India on September 2 banned 118 Chinese apps as it stepped up economic hostilities over an increasingly bitter border showdown between the giant neighbours. (Photo by Jewel SAMAD / AFP) (Photo by JEWEL SAMAD/AFP via Getty Images)
JEWEL SAMAD via Getty Images

インド政府は、中国テンセント・ホールディングスの人気ゲーム「PUBG Mobile」を含む100以上の中国製アプリを使用禁止にしたと発表しました。禁止対象には検索のBaiduや決済アプリAlipayも含まれており、両国間の国境紛争がエスカレートしたかっこうです。

インドの電子情報技術省によると、禁止された118のアプリは「インドの主権と完全性」だけでなく「セキュリティと公共の秩序」に悪影響を及ぼすとのこと。今回の措置はインドのモバイルおよびインターネットユーザーの「利益を保障する」ものだと述べられています。

今回禁止されたPUBGはデスクトップ版や家庭用ゲーム版ではなくスマートフォン向けの「Mobile」のみ。とはいえ米TechCruchは、新たに禁止対象となったアプリの中では最もユーザー数が多く、インドにおける7月のアクティブユーザー数は4000万人以上だったと指摘しています。

これに先立ち、インドは6~7月に人気ショート動画アプリ「TikTok」やモバイルブラウザ「UC Browser」を含む100以上の中国製アプリを禁止しています。これは6月中旬にインド兵20人や中国軍の不特定多数の兵士が死亡した国境紛争を受けての措置であり、当時は現地にあるiPhone組み立てのサプライチェーンが混乱(中国からの部品輸入を保留したため)していました。

調査会社Sensor Towerのデータでは、インドは「PUBG Mobile」累計インストール数の4分の1以上を占めていたとのこと。収益はまだ微々たるものでしたが、将来的にインド市場は有望だと見られていました。

「PUBG Mobile」といえばEpic Gamesの開発者アカウントが削除されて競合する「フォートナイト」ほか同社のゲームがApp Storeから姿を消した同じ日に、大々的にApp Storeにフィーチャーされていました。そもそもアップルが初め予告していたEpicのUnreal Engine開発者アカウント削除まで実施されていれば(裁判所が差し止め)同エンジンを使った「PUBG Mobile」まで巻き込まれていたはずですが、その場合アップルとテンセントはどうしていたのかも想像を巡らせたいところです。

Source:Bloomberg

 
 
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関連キーワード: PUBG, PUBG Mobile, India, China, Fortnite, Epic Games, news, gear
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