NASA / JPL-Caltech
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NASAが、ソフトウェアの問題から延期していた火星ヘリコプターIngenuityの火星での初フライトを日本時間4月19日16時30分頃に行います。ただし火星との通信ラグがあるため、映像が届くのは日本時間で19時15分ごろになるとのこと。NASAではその時間よりライブ配信を行う予定です。

Ingenuityの初飛行は本来なら1週間ほど前に実施される予定でした。しかし、飛行前の高速回転試験の最中にソフトウェアの問題が発生してプログラムが異常終了したため、NASAは問題を調査し、飛行シーケンスにいくつかのコマンドを追加。さらに飛行プログラムにも修正を加えて送信、火星ローバーPerserveranceを中継してIngenuityをアップデートしています

初フライトでは、Ingenuityは地上数mの高さまで上昇し、約20~30秒間空中でホバリングした後、着陸する予定。基本的かつ単純な飛行ですが、これによってIngenuityは火星の赤い大地から離陸して空を飛ぶ初めての回転翼航空機ということになるはずです。

もちろん初めて行われることなので、さらなる問題が発生しないという保証はありません。しかし、このフライトが成功すれば、2026年に打ち上げを計画している、土星の第6衛星タイタンをドローンで探査しようという「Dragonfly」ミッションへの大きな前進になります。

Source:NASA