insta360go2

筆者的な2021年のベストバイ候補になりそうな製品が登場しました。それが、この記事で紹介したい親指サイズの超小型カメラ「Insta360 GO 2」です。

Insta360 GO 2は、親指に隠れるサイズの大きさと27gという軽量ながら、手ブレ補正、防水対応、タイムラプス、スローモーション、AI編集など様々な機能に対応したアクションカメラ。価格は3万6300円。

Insta360 GO 2 (Amazon.co.jp)

▲左:Insta360 GO 2、真ん中:Insta360 GO 、右:SDカード

Insta360 GO 2は「2」とあるように、2019年9月に発売された初代「Insta360 GO」の後継機です。筆者は初代を2つ所持するほど気に入っていっており、その後継機というだけでもテンションが上がっています。ですので、ひいき目で見ていることは否めませんが、使った感想を述べます。

Insta360 GO 2は、日常使いにも旅行にもスポーツにも最適なカメラです。とくに、「日常を簡単に動画にしたい」人には必需品と言っていいレベルでおすすめできます。というのも「小さくて軽い」こと以上に、ワンタッチで撮れる手軽さと、いい感じに動画を編集してくれる「AI編集」の楽さと仕上がりが凄いため。

こちらは、Nintendo TOKYOとポケモンセンターシブヤを見て回って買い物をした様子(ガラスニャースをお迎えしました!)を、30秒ちょっとにまとめた動画です。動画を見てもらうと分かるのですが、付属の磁気ストラップを首から下げてInsta360 GO 2を服にくっ付けて使っているので動画を撮りながら両手が使えています。

また、AI編集を使って動画をつくるのにかかった時間は2分ほど。書き出しをいれても5分もかかっていません。

後述する、「ストーリーを作成」というモードで「AI編集」に任せて、尺の長さ(短尺、中尺、長尺から選べます)を選択して、動画内容が良ければ書き出して完成です。

・使いたい動画を選ぶ
・尺を選ぶ
・書き出しする

以外はAI任せなので編集が圧倒的に楽です。

この動画はInsta360 GO 2を手で持って、桜を接写した映像をAI編集したもの。画角120度の超広角で撮れるため、接写でもかなり広々と映ります。

そしてこちらが、動画編集の様子です。上記くらいの動画であれば3分もあれば完了します。AI編集は、「Vlog」や「旅行」といったカテゴリーから選ぶことも可能です。さまざまなシチュエーションから選べるので、「AIが同じような編集しかしてくれない」といったこともありません。

ここで改めて注目したいのが「手軽さ」です。Insta360 GO 2は本体を押すだけで録画できます。服や帽子などに付けていれば、ミラーレス一眼やGoProなどでの撮影のように片手を塞ぐこともありません。27gなので重さを感じることもないですし、なにより両手を自由に使えます。この手軽さは、日常使いや旅行で動画を撮るときに大きな差になります。

また、充電ケースが大きな進化を遂げたことで格段に使いやすさが上がりました。Insta360 GO 2の充電ケースは、液晶画面が付いており本体の操作を行うことや、充電しながらの録画が可能です。

本体のみで使うと15~20分ほど(FlowState手ブレ補正にして1440p30で撮影時)でバッテリーが切れましたが、充電ケースにいれながら使うと約150分の撮影が可能。握って使うこともできますし、立てかけて使うこともできます。三脚ネジ穴も空いているので、自撮り棒などを付けて使うこともできるなど多機能です。

個人的にはこの充電ケースの進化に驚きました。

と、ここまで良いところばかりを挙げてきましたが、もちろんイケてないところもあります。

・本体が小さいこともありバッテリーがすぐに切れる
・容量が32GBなのでこまめにバックアップをとらないとすぐデータがいっぱいになる
・4Kは撮れない

など。本体のみで使っているとバッテリーはすぐに切れます。また、容量は32GBしかありません。そのため、「服に付けたままずっと撮り続ける」のは厳しいです。どちらかというと、1分~3分くらいの動画をこまめにとって、AI編集でいい感じにしてもらう運用が良いなと思いました。

タイムラプスやタイムシフトも撮れるのですが、本体だけでやる場合は15分くらいを目安な印象でした。

また、4Kには対応していません。

・2560x1440@30fps
・1920x1080@30fps

が基本となります。とはいえ、初代に比べたら画質はかなり良くなりましたし、SNSにアップするのにはフルHDあればじゅうぶんなので個人的には許容範囲です。初代は画質に難ありでしたが、その点Insta360 GO 2の画質はかなり向上しています。

次に良いところを挙げていきます。

・小さい
・軽い
・磁気ストラップで服につけていて落ちない
・ハンズフリーで撮影できる
・AI編集が凄い
・すぐに充電できる
・ブレない
・誰でも使える
・付属のアクセサリーが充実している

Insta360シリーズは、手ブレ補正が優秀なのが特徴の1つですがInsta360 GO 2も多分に漏れません。歩いたり軽く走ったりする分には手ブレ補正がばっちり効いています。

また、重ね手になりますがハンズフリーで撮影できる点は見逃せません。筆者はふだんミラーレス一眼を持ち歩いているのですが、併用も楽にできるので嬉しい点です。

あと、個人的にありだなと思ったのは、付属のアクセサリーでキッチンの壁にくっつけて上から料理動画を撮ること。三脚などでは難しい角度でも撮影可能なので、料理に限らず上からの俯瞰で撮るときにも活躍できます。

まとめ

今回のレビューは、標準撮影を中心に紹介しました。Insta360 GO 2は、上記で挙げたとおり通常の撮影に加えて、スローモーション、ハイパーラプス、タイムラプスなどのモードも搭載しています。筆者はほぼ毎日持ち歩いており、ライフログカメラ的な使用をしています。AI編集を活用して動画で思い出を残していく使い方です。

Insta360 GO 2は、「動画を撮ってSNSにアップしたいけど編集は難しそう」「もっと楽に編集したい」という方にはおすすめの1台です。初心者の方にこそ使っていただきたいなと思います。

この動画は、びっくりドンキーでランチを食べたときにとったものなのですが、SNSにサッとアップするならこれくらいの長さと編集の感じが良くないですか? この程度ならほんと5分程度でAIが仕上げてくれるので気になっている方はとりあえず購入してみるのがおすすめです。

ただし、動画や映像のプロの方が仕事で使うのは厳しいと思います。あくまで日常用の端末なので、そこは注意が必要です。

Insta360 GO 2は、Insta360.com公式ストアや全国の家電量販店、Amazonなどで購入可能です。筆者は、今回も2台持ちでの運用になりそうです。

Insta360 GO 2 (Amazon.co.jp)

主な仕様

サイズ: 高さ52.9×幅23.6×奥行き20.7(mm)
重量: 26.5g (充電ケース:63.5g)
動画:
FlowState手ブレ補正:
● 2880x2880@30fps (カメラ内)
● 2560x1440@30fps (アプリでのエクスポート)
● 1920x1080@30fps (アプリでのエクスポート)

タイムラプス:
● インターバル時間: 0.5s, 1s, 2s, 5s, 10s, 30s, 60s, 120s
● 2880x2880@30fps (カメラ内)
● 2560x1440@30fps (アプリでのエクスポート)
● 1920x1080@30fps (アプリでのエクスポート)

タイムシフト (ハイパーラプス):
● スピード: オート, 6倍
● 2880x2880@30fps (カメラ内)
● 2560x1440@30fps (アプリでのエクスポート)
● 1920x1080@30fps (アプリでのエクスポート)

スローモーション:
● 1920x1080@120fps (カメラ内)
● 1920x1080@120fps (アプリでのエクスポート)

動画フォーマット:mp4
動画露出モード:オート, マニュアル (シャッター速度 1/8000 - 1/30秒, ISO 100-3200)
動画コーデック:H.264
最大動画ビットレート:80Mbps
ストレージ:32GB (利用可能領域は 28GBまで)
バッテリー容量:カメラ: 210mAh、ケース: 1100mAh

連続録画時間:
カメラ単体: 30 分 - 1440p30 ベーシック手ブレ補正動画、
充電ケース使用時 150 分 - 1440p30 ベーシック手ブレ補正動画
最大クリップ長:
FlowState手ブレ補正: 10 分
Basic 手ブレ補正: 15 分
FPV モード: 30 分
タイムラプス: インターバル時間は調節可能,充電ケース使用時は最長110分の録画で7分間の動画クリップの撮影が可能

写真画素数:
カメラ内: 3040x3040 (900万画素)
アプリによるエクスポート:
● 16:9, 1920x1088
● 1:1, 2000x2000
● 9:16, 1088x1920

静止画フォーマット:
● INSP (アプリまたはStudioでエクスポート可能)
● DNG (RAWファイルのスティッチにはPC/Mac用ソフトウェアが必要)

互換性のある端末
iOS:
A11またはそれ以降のチップ搭載機種
iPhone 8, 8 Plus, Xまたはそれ以降の機種

Android:
Kirin 980またはそれ以降 (Huawei Mate 20, P30, またはそれ以降)
Qualcomm Snapdragon 845 (Samsung Galaxy S9, Xiaomi Mi 8, またはそれ以降)
Exynos 9810 またはそれ以降 (Samsung S9, S9+, Note9, またはそれ以降)