This illustration picture shows Instagram's new video feature ''Reels'' on a smartphone on August 7, 2020 in Tehatta, Nadia, West Bengal, India. (Photo Illustration by Soumyabrata Roy/NurPhoto via Getty Images)

2020年9月4日、Instagramのアダム・モセリCEOは、Instagramのインド国内用アプリに、「リール専用タブ」を設置したと自らのTwitterで発表しました。

「リール」というのは、15秒の短尺動画を作成・発見できる機能で、「TikTok」のように画面をスクロールすることで次々に動画を切り替えて視聴できます。世界各国でTikTokの規制が始まったタイミングでローンチが始まり、日本でも8月6日から利用可能となりました(日本では、TikTokの規制はされていませんが)。

インドでは7月にリールのテストが開始されており、利用者数が非常に増えていることから、他の国に先駆けて専用タブをリリースするに至ったとのこと。これまでは「発見」タブの中にリールの専用スペースがあるという位置づけでしたが、専用タブに昇格したことでより手軽にアクセスしやすくなり、さらなる利用者の増加が予想されます。

今後は同様の「リール専用タブ」をブラジルやドイツ、フランスでもリリースするとしています。

インドは今年6月に59の中華系アプリの利用が禁止となり、TikTokもその中に含まれていました。インド国内のTikTokユーザーは1億人から2億人ともいわれており、このリール機能や、インド版TikTokと呼ばれる「Chingari」などが、浮いたTikTokユーザーの「囲い込み」に躍起になっているという状況です。

日本ではまだTikTokは規制に至っていませんが、米国などでの今後の情勢からすると「TikTok禁止」となる可能性がないとは言えません。その場合にどんなアプリがその後釜にすわるのかといった点でも、今回の動向には注目です。

Source:Adam Mosseri(Twitter)