MacBook Pro
theodric/MacRumors

インテル製チップ搭載の15インチMacBook Proに水冷システムを後付けして、ファンの騒音を無くしてパフォーマンスを向上させることに成功した猛者が現れたと伝えられています。

米MacRumorsフォーラムのメンバーであるtheordic氏は、リモート会議中にMacBook Proのファンが回る音が気になったので、M1 MacBook Airを注文した一方で旧マシンに水冷システムを取り付けることにしました。

水冷システムに用いられたパーツは、ビットコイン採掘ASIC用の機材やAquastream社の水冷PC用ポンプ、2005年製造のZALMAN社製ラジエーターなど安価なものばかりで、コストはさほどかかっていません。

さらにMacBook Proの外殻ケースとマザーボード部品の間に高効率のサーマルパッドを追加し、水冷システムに熱を伝導しているかっこうです。またケース底面の熱シールドや足も取り外し、新たな冷却プレートと全面的に接触させているとのこと。またポンプの制御は仮想マシン上のWindowsソフトにより行われ、モニタリングにはRaspberry Piが使われています。

この大改造をした結果は「使い始めてからファンの音が聞こえなく」なり、ベンチマークのスコアも大幅に向上したそうです。インテル版MacBook Proには高負荷の作業を行うと温度が上がり大幅に処理速度が落ちるサーマルスロットリングが付きもので、かつて冷凍庫に入れると速度が向上するテスト結果が出たこともありました。

旧MacBook Proに水冷システムを導入した試みは野心的ではありますが、2020年末からMacに導入されたAppleシリコンは発熱がとても低く抑えられており、将来的に水冷式Macが発売される可能性はかなり低そうです。

Source:MacRumors