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コード名”DG1”と呼ばれるインテルのディスクリートGPU復活作「Iris Xe Graphics」を搭載する、デスクトップ向けグラフィックカードが出荷を開始しました。AsusなどにOEM供給される製品で、残念ながら一般向けの販売はありません。

Iris Xe Graphicsの仕様はAcer、Asus、Dellなどが搭載製品を販売しているIris Xe MAXとほぼ同じ。ただ、どういうわけかデスクトップ版はノートPC向けに比べて実行ユニット(EU)が96基から80基、テクスチャーユニットが48基から40基に削られるなど、若干スペックダウンしています。この分がクロック周波数でカバーされるのか、はたまたそのままなのかはまだわかっていません。

一方、デスクトップ版で有利になるのは出力端子が複数になるところ。ハードウェア情報サイトAnandTechによると、ASUSのカードの場合はHDMI、DisplayPort、DVI-D(デュアルリンク)が備えられており、最大3台のディスプレイが接続できます。

このグラフィックカードはCeleronやPentiumといったローエンドCPUを搭載する製品との組み合わせで販売される可能性がうわさされており、性能の低いPCにも、たとえば動画のエンコードやHDR表示、やディープラーニング向け機能のサポートといった付加価値を提供するための製品と考えるのが正しそうです。

なお、インテルは2020年にXe-HPGと呼ばれるゲーミング向けのラインを用意していることもアナウンスしていました。それがどの程度のパフォーマンスになるかはわかりませんが、コスパの高いゲーミング環境を求める人はそちらの続報をいましばらく待つのが良さそうです。

Source:Intel