iOS 14.6

アップルが5月24日(米国時間)、iOSの最新バージョン『iOS 14.6』の配信を開始しました。既に日本でも、更新対象ユーザーはアップデートが受け取れる状態です。

また合わせて、iPad用の『iPadOS 14.6』、Apple Watch用『watchOS 7.5』、Apple TV用『tvOS 14.6』、そしてMac用『macOS Big Sur 11.4』も配信が開始されています。

▲今回の更新対象OSはこの4種。いわゆる「主力4OSが全て更新」パターンです

アップデート方法はいつもの通り、届いていれば通知から可能。手動の場合は、『設定』アプリ>一般>ソフトウェア・アップデート画面にて更新が可能です。

ファイルサイズは、iPhone XS/iOS 14.5.1からでの更新では590.9MBでした。

さて今回の更新は、前回となるiOS/iPadOS 14.5.1(米国時間で5月3日配信)から約3週間と、「小数点一桁台の更新」としては、比較的早期となるタイミング。14.5(同4月27日)から数えても約1か月と、やはり早期更新となります。

参考記事:

iOS|iPadOS 14.5.1配信開始。アプリ追跡透明性バグや重要な脆弱性を修正(2021年5月4日)

iOS/iPadOS 14.5配信開始。ついに「マスクしたままFace IDロック解除」が実現(2021年4月27日)


気になる更新箇所に関してですが、冒頭に挙げられるのはPodcastアプリのサブスクリプションサービスへの対応。そして『探す』アプリでの紛失モードのオプション追加などです。

前者は、4月のApple Eventで公表されていたPodcastの有料チャンネルに対応するための機能。Podcastの人気が高い米国などのクリエイターの間では、注目度が相応に大きな強化点です。

後者は、『探す』アプリの紛失モード時に、AirTagや同アプリ対応アクセサリを他のユーザーが発見した際の動作に関するもの。

現状では他のユーザーへの連絡先として電話番号しか設定できませんでしたが、今回から電話番号の代わりにメールアドレスが追加できます。

また、NFC対応デバイスでタップした場合も、AirTagが所有者の電話番号の一部を隠して表示するようになりました。

不具合修正としては、「Apple Watchで“iPhoneをロック”を使用したあとに“Apple Watchでロック解除”が動作しない場合がある問題」「Bluetoothデバイスで、通話中に切断されたり、別のデバイスにオーディオが送信されたりすることがあった問題」など、遭遇していたユーザーにとっては不便だった箇所に手が加えられています。

また「iPhoneの起動時にパフォーマンスが低下する場合がある問題」といった、気になるところも。

▲セキュリティ周りに関しては、今回はかなりの修正・強化が入っています。情報が詳細かつ多数のため、気になる方はぜひ公式ページでご確認ください

一方、セキュリティ関連の強化や修正点に関しては、非常に多数の更新点があります。対象となるサブシステムもカーネルやオーディオモジュール、AVEビデオエンコーダーモジュールなど中核部が含まれます(新機能の少なさに対してファイル容量が大きめに感じるのは、このあたりの理由かもしれません)。


アップル公式のiOS 14.5リリースノートは次の通りです。

Podcast

チャンネルまたは個別の番組のサブスクリプションに対応

AirTagと“探す”

AirTagおよび“探す”ネットワークアクセサリで電話番号の代わりにメールアドレスを追加する紛失モードのオプションを追加

NFC対応デバイスでタップすると、AirTagが所有者の電話番号の一部を隠して表示

アクセシビリティ

音声コントロールのユーザは、再起動後の初回ロック解除時に、音声のみを使用してiPhoneのロックを解除可能

このリリースには、以下の問題の修正も含まれます:

Apple Watchで“iPhoneをロック”を使用したあとに“Apple Watchでロック解除”が動作しない場合がある問題

リマインダーが空白行として表示される場合がある問題

“設定”で着信拒否の機能拡張が表示されないことがある問題

Bluetoothデバイスで、通話中に切断されたり、別のデバイスにオーディオが送信されたりすることがあった問題

iPhoneの起動時にパフォーマンスが低下する場合がある問題


Source:アップル公式ページ