iOS 14ベータで「アプリがコピペ内容を読み取ると通知」機能が追加。さらなるプライバシー保護強化か

TikTokも「こっそり読み取り」が報告されてました

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年06月24日, 午後 06:50 in Apple
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Engadget Japan

アップルは長年にわたってプライバシー保護の強化を続けており、iOS 14ではさらなる改良が行われました。その概要は開発者会議WWDC20の基調講演でも紹介されましたが、そこで言及されなかった「アプリがクリップボード(コピー内容の保存場所)を読み取っているときに通知」機能が発見されたと報じられています。

今年初め、アプリ開発者のTalal Haj Bakry氏とTommy Mysk氏は共同で、TikTokなど多くのアプリがクリップボードの内容をひそかに読み取っていることを明らかにしました。そこにはパスワードや財務情報など非常に機密性の高いデータがコピーされている可能性もあり、プライバシーやセキュリティ上のリスクがあると警告されたしだいです。

今回の報告も、警告を発した1人であるMysk氏によるもの。アップルが配信を始めたばかりの開発者向けiOS 14ベータ版で、アプリまたはウイジェットがクリップボードからテキストをペースト(読み取った)時に通知を表示するというものです。

こうしたクリップボード通知は、iOS 14で導入されたプライバシー保護強化の1つに過ぎません。上述のWWDC20基調講演では、アプリごとの位置情報データ提供につき「する」「しない」に加えて「おおよその位置情報」という第三の選択肢や、位置情報を取得し続けるアプリの開発者に停止を要請するボタンの新設が発表。さらにカメラや音声録音を「どのアプリが」使用したかの明示や、アプリが取得するデータの詳細が公表されました

クリップボードは複数のアプリ間を行き来するためにも必須の機能であり、一律に禁じてしまったなら実用に支障をきたしかねません。どのアプリが読み取っているかを把握しておけば自己防衛もしやすくなり、妥当な落とし所と言えそうです。

Source:Tommy Mysk(Twitter)

Via:MacRumors

 
 

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