Siri
Apple

最新のiOS 14.5 ベータ6にて、Siriに大きな変化が起こっていることが明らかとなりました。米国英語ではより多様な声のオプションが組み込まれ、ユーザーはデバイスを設定する際に好みの声に近いものを選べるようになっています。

これはつまり、音声アシスタントが標準設定している「デフォルト音声」がなくなったことを意味しています。


アップルが米TechCrunchに出した声明によると、このアップデートは同社のダイバーシティとインクルージョン(性別や年齢、国籍など様々な属性を持つ人々に、それぞれの個性や能力を活用できる場を与えようという考え方)および、顧客や人々が暮らす世界をさらに反映した製品とサービスを設計する、という長きにわたるコミットメントの延長線上にあると述べられています。


合わせて、新たに追加された音声はNeural Text to Speech(ニューラルTTS/アマゾンマイクロソフトも活用している手法)技術を活用し、驚くほど自然な音声を実現していると説明されています。


また米MacRumorsはiOS 14.5の最新ベータを確認した上で、設定アプリの[Siriと検索]内にあるオプションが変更されていると伝えています。

米国英語の場合は[アクセント](言語により項目がないものもある)が[バラエティ]に変更され、従来はあった[性別]の選択がなくなり、代わりに4つの[アメリカン]音声オプションから選べるようになったとのことです。


今回のアップデートでは上記のニューラルTTSがフランス語、ドイツ語、中国語や日本語などにも使われているとも伝えられています。Siriは現在36か国、21の言語に対応しており、5億台を超えるデバイスで毎月250億件以上のリクエストを処理するに至っているとのこと。

世界中の人々の意識が変革するに従って、Siriもまた進化していくことになりそうです。


Source:TechCrunch(US),MacRumors