今年秋にリリースが予想される次期iOS 15(仮)では初代iPhone SE、iPhone 6sおよびiPhone 6s Plusがアップデート対象から外されると噂されていましたが、再びその可能性を示す報告が伝えられています。
今回のウワサの発信源は、フランスの情報サイトiPhoneSoftです。同サイトはiOS 14の配信前に「iOS 13でアップグレードできたデバイスが全てサポートされる」ことを的中させた実績があります。
さてiPhoneSoftの報告によると、「6月公開のiOS 15ベータ版でサポートされる最初のリストは、再びアップル開発者の友人から集めた」とのことです。iOS 14の予測でも「アップルの開発者(主にマップアプリ)から集めた」と述べており、同じ情報筋かもしれません。
話題に上っている過去モデルはすべてA9チップを搭載したもの。最新のiPhone 12に搭載されたSoCはA14 Bionicであり、5世代前となります。iPhone 6sとiPhone 6s Pliusは2015年9月に発売され、初代iPhone SEは2016年3月に発売。どれも非常に(中古市場でも)人気が高い機種であり、4年以上もソフトウェアアップデートの恩恵を受けられたことになります。
またiPhoneSoftは次期iPadOS 15(仮)にも言及しており、iPad mini 4、iPad Air 2、iPad(第5世代)もサポートから外れると述べています。この3つのiPadはそれぞれA8、A8X、A9ということで、iOS 15の基準といわれる「A9以前はサポート打ち切り」に沿っていると思われます。
今回の噂話をまとめると、iOS 15やiPadOSでサポートされるモデルは以下の通りとなります。
iOS 15
2021年発売のiPhoneラインアップ
iPhone 12 Pro Max
iPhone 12 Pro
iPhone 12 mini
iPhone 12
iPhone 11
iPhone 11 Pro
iPhone 11 Pro Max
iPhone XS
iPhone XS Max
iPhone XR
iPhone X
iPhone 8
iPhone 8 Plus
iPhone 7
iPhone 7 Plus
iPhone SE (2020)
iPod touch (第7世代)
iPadOS 15
2021年発売のiPadラインナップ
12.9インチiPad Pro
9.7、10.5、および11インチのiPad Pro
iPad Air 3
iPad Air 4
iPad 6/7/8
iPad mini 5
Source:iPhoneSoft
Via:9to5Mac