COVID-19 vaccination cards
Apple

今週21日に配信が始まったiOS 15には、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種や検査結果の証明する情報をダウンロードおよび保存するヘルスケア機能が追加されました。

そしてアップルはさらに一歩踏み込み、今後のアップデートでワクチン接種証明書をウォレットアプリに追加可能にすると予告しています。

Apple Developerサイトのニュースリリースによると、この機能はSMART Health Cardsの仕様に基づいたものです。つまり医療機関や国がSMART Health Cardsプラットフォームを採用している場合、ユーザーはウォレットに保存された検証可能なワクチン接種証明書を、これをリクエストする承認済みのサードパーティAppに共有できるということ。サードパーティとしては、具体的には航空会社やイベント施設、対面型のサービスややり取りを提供・斡旋するその他のビジネスが挙げられています。

もっとかみ砕いて言うと、公的な機関(SMART Health Cardsを採用している)によるワクチンパスポートをiPhoneのウォレットに追加でき、それを認証済みアプリを持つ企業やコンサート会場、レストランで提示できるということです。

アップルのニュースリリースでは「近日中のソフトウェアアップデート」により追加されると述べられていますが、米MacRumorsは開発者向けのiOS 15.1ベータに本機能が含まれていることを確認済みです。

ここでいうSMART Health Cardsは、米国ではカリフォルニア州、ルイジアナ州、ニューヨーク州、バージニア州、ハワイ州、メリーランド州の一部の郡およびウォルマート、サムズクラブ、CVSヘルスなどの企業が採用済みです

一方、われわれの国では、接種証明書をスマートフォンで持ち歩けるようにするための取り組みとして、政府によるワクチン接種証明アプリの開発検討が始まった段階。仕様詳細についてもまだこれから策定するところと思われますが(スマートフォンでマイナンバーカードを読み取って暗証番号を入力など)、いずれは店舗や大規模イベント会場などの「入り口でワクチン接種証明書の提示が求められ、iPhone(ないしApple Watch)を取り出す」風景が見られるようになるかもしれません。

Source:Apple

via:MacRumors