次期iPad miniやiPad Proがまもなく発売されるとのウワサが相次ぐなか、それらのダミーモデルと称される写真が公開されています。
アップルのインサイダー情報に詳しいSonny Dickson氏はTwitterにて、次期11インチと12.9インチのiPad ProおよびiPad mini 6(仮)のダミーモデルとされる画像をシェアしました。こうしたダミーモデルは、サードパーティのアクセサリメーカーが独自に寸法情報を入手し、正式発表前に自社製品を準備するために作成することが恒例であり、毎年のように流出しています。
今回の目玉は、写真からうかがわれるiPad mini 6の新デザインでしょう。上と下にはお馴染みの厚いベゼルとホームボタンが付いており、第5世代とほぼ同じに見えます。ただしDickson氏いわく「少しぶ厚く見える」とのことです。
Refreshed iPad Pros and iPad Mini dummies. Triple Camera array on the pros. Central camera up top on iPad mini; slightly thicker. Hard to tell and different in screen size. pic.twitter.com/5Luizv1T2r
— Sonny Dickson (@SonnyDickson) April 8, 2021
次期iPad miniは初代から続く7.9インチよりも広い画面になると、米Bloombergや有名アナリストMing-Chi Kuo氏も予想してきました。しかし両者とも本体サイズが大きくなるのか、それとも本体は据え置きでベゼルを狭くして画面だけ広くするのかは言及していません。今回のダミー写真もそのどちらかは、明確な物さしがないため判断するのは難しそうです。
ほかMacお宝鑑定団Blogは、第6世代miniが第3世代iPad Airのように狭額仕様となり、Touch IDやLightningポートが残る第9世代iPad(未発売)とデザインが統一されると述べていました。
次期iPad miniはホームボタン廃止で画面が広くなったモックアップ写真が公開された一方で、全画面デザインのiPad mini Pro(仮)の噂もありました。もしかすると、第6世代iPad miniとiPad mini Proは別のモデルであり、時期をずらして発売されるのかもしれません。
一方でDickson氏が公開したiPad Proのダミーモデルは、背面カメラが少し出っ張っているなど細かな違いはあれども、大きなデザインの変更はないもよう。こちらはBloomberg報道とも一致していますが、12.9インチモデルに噂のミニLEDバックライト付き画面が搭載されているかどうかは、写真からは分かりません。
iPad miniに関しては、前モデルの発売から2年が経過しました。第4世代から第5世代までは4年のブランクがあったのに対して「わずか2年」の感もありますが、たとえデザインがほとんど変わらなくても処理性能が上がっていれば魅力ある小型タブレットとなるのかもしれません。
Source:Sonny Dickson(Twitter)
via:MacRumors