MacのArm移行の裏で気になる『iPadOSの進化』(石川温)

今回の新機能はむしろiPhoneと親和性大

石川温
石川温
2020年06月26日, 午後 12:10 in wwdc2020
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今年、オンライン開催となったアップルの開発者会議「WWDC」。噂通り、MacOSがArmベースで動くことになるのに、まず驚いたが、一方で、地味に気になっているのが、iPadOSの進化だ。

Apple Pencilが使えて便利なiPadだが、iPadOS 14ではなんと手書きの文字が自動的にテキストに変換されるという。

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例えば、地図やサイトを調べる際、検索窓などに手書きで入力すれば、自動的にテキストに変換してくれるのだ。「これでiPadがさらに便利になる」と喜んでいたが、iPad OS14のリリース当初は英語と中国語のみの対応だという。せっかく、漢字に対応できているのであれば、平仮名やカタカタもすぐに対応できても良さそうなものの、残念ながら、日本語の入力はしばらく待つことになりそうだ。

やはり、アップルにとって、中国はお得意様な巨大市場であるだけに、開発の優先度が相当、高いのだろう。

Apple Pencilの新機能としては、文字を上からぐちゃぐちゃにすることで、その文字を消してしまったり、文字をまるで囲むと、選択できるようになる、といったこともできるようになる。

星を手書きで書けば、綺麗な形にしてくれるし、日付を入力すれば、カレンダーに記録でき、電話番号やメールアドレスを書き込めば文字を判別して発信もできてしまう。

この春、iPad Proを購入し、Magic Keyboardとライブ変換の出来の良さに感激し、ここ最近の原稿執筆は全てiPad Proで行っているのだが、Apple Pencilの出番が本当になくて困っている。

普段、イラストなんて書かないし、とにかく自分は字が汚くて、あまり手書きをしたいと思わない。雑誌の校正として、PDFのファイルに赤字を入れるのに便利だが、最近は雑誌の仕事も激減状態。さらにApple Pencilを使わなくなりつつあるのだが、今回のiPad OS14のアップデートで、Apple Pencilの活躍する場が増えるかも知れない。

iPhoneがApple Pencilに対応する可能性

今回のWWDCを見ていて頭をよぎったのが「これって、サムスン電子のGalaxy Noteじゃね」ということだ。ペンの使い勝手を追求すると、自ずと市場で先を行っていたGalaxy Noteの使い勝手を「オマージュ」してしまうというわけだ。 

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ペン入力に対応するサムスンGalaxxy Note 10
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そこでさらに思ったのが「もしかすると、いずれiPhoneもApple Pencilに対応するじゃないの?」という想像だ。

これまでのiPadとApple Pencilの組み合わせは、どちらかというとiPadという大きな画面にイラストを描く使い方に便利であった。

しかし、今回のiPad OSの進化を見ると、手書きの文字がテキストに変換され、書いた日付がカレンダーに反映され、メモった電話番号に発信できたりする。これってまさに「メモ帳」としての使い方であり、iPadという大きな画面よりも、手帳として使いたい機能だったりする。

iPhoneを胸ポケットから出し、ささっとApple Pencilでメモが取れたら最高だ。 

昨年からiOSとiPadOSで分離したものの、まだまだ基本的には似たようなものである。今後、iPad OSで進化したものがiOSに組み込まれることもありえそうだ。

長らく噂にのぼっていた「Apple Pencilに対応するiPhone」がいずれ登場してくるのか。

iPad Proでは出番のなくなりつつあるApple Pencilを蘇らせるためにも、ぜひともiPhoneにはApple Pencilに対応して欲しいものだ。


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