iPadOS 15

いよいよ間近に迫ったWWDC21にて、次期iOS 15およびiPadOS 15(いずれも仮称)でのプライバシー保護機能の強化、特にiPadではマルチタスクなどの改善が発表されるとの予想が報じられています。

Bloombergの名物記者Mark Gurman氏は、以前もiOS/iPadOS 15につき通知機能やプライバシー保護機能の強化を伝えていました。今回の記事はその続報という形です。

まずプライバシー保護については、サードパーティ製アプリがどのような個人データを集めているかを詳しく説明するコントロールパネルが追加されるとのことです。これはiOS 14.5でターゲティング広告のためにアプリやWeb上でユーザーを追跡することを制限し、Facebookなどを怒らせたアプリトラッキング透明性を基にしている模様です。

次にiOS 15とiPadOS 15ともに、運転中、睡眠中、仕事中、邪魔されたくないなどのステータスを設定できるようになり、それに応じて通知アラートが異なる動作をするように設定できると述べられています。またメッセージへの自動返信機能も強化され、画面上に表示される受信のデザインも変わるとのことです。

そしてiPadOS 15ではホーム画面が刷新され、iOS 14のようにカレンダーや天気などのウィジェットを画面のどこにでも配置できるようになる(現状ではホーム画面をスワイプしないと出てこない)と述べています。

さらにマルチタスクシステムも改善され、複数のアプリを同時に操作しやすくなるとのことです。現状のiPadOS 14上では「1つのアプリが使えるRAMは5GBまで」という制限があるため、M1 iPad Proの8GB以上のRAMもマルチタスクしか使いどころがありませんが、そのリソースがいっそう活用されるというわけです。

またApple Watch用のwatchOSはユーザーインターフェース(UI)と健康管理機能が「改善」され、Apple TV用のtvOSはより高速な新型モデルの発売を受けてソフトウェアが「強化」されるとのことです。それぞれウワサの食事管理機能や、120Hz表示のサポートを意味しているとも推測されます。

最後にmacOSの新バージョンは、昨年のBig SurがUIの全面刷新だったことに続き、マイナーチェンジになると予想されています。次期macOSの名称候補としては2つが有力で、もしも大幅な変更であれば「Mammoth(マンモス)」になる可能性が高いと指摘されていましたが、少しの変更に留まるなら「Monterey(モントレー)」が選ばれるのかもしれません。

Source:Bloomberg