アップルのエンジニア、iPadOS 14の手書き機能「Scribble」を語る

iPadOSでは操作が一貫していることもアピール

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年07月2日, 午後 08:00 in Apple
0シェア
FacebookTwitter
Scribble

アップルの開発者向けイベントWWDC20では、iPad用の次期システムソフトウェアとしてiPadOS 14が発表されました。数ある新機能の中でも注目を集めたのが、iPadアプリの任意のテキストフィールドにApple Pencilで直接手書き入力をすれば、自動的にテキストに変換される「Scribble」です。

今週、アップルのApple Pencilプロジェクト関係者がポッドキャストでインタビューを受け、そのScribbleについて語ったことが報じられています。

Apple Pencilプロジェクトに携わるエンジニアのジェニー・チェン氏と、同社製品マーケティングチームのスティーブン・トンナ氏は、アップルの技術が人々の生活に与える影響をテーマとするポッドキャスト番組「CONNECTED」に出演。そこでScribbleを含めた、iPadOS 14でのApple Pencil関連機能の強化について述べています。

WWDC20にて一部のプレゼンを担当したチェン氏は、Apple Pencilの新機能がいかにスマートかに言及。iPadOS 14では手書きのテキストをシステムが認識でき、手書きのままコピーして他のアプリにペーストしたり、デジタル文字に変換可能といったことを語っています。

さらにチェン氏はApple Pencilを使用している間は、仮想キーボードをインテリジェントに無視し(Scribble操作中は表示されなくなる)、すべてをより直感的な体験にすることに開発チームが労力を注いだと説明しています。いったん落書き(Scribble)を始めると、仮想キーボードがポップアップせず、手書きを維持したままクイックアクションを実行できるという具合です。

かたやトンナ氏は、iPadの最も優れた側面の1つは「ユーザーインターフェース(UI)が入力方法ごとに変更されない」ことであり、タッチ操作やキーボード、マウス、Apple Pencilのどれでも一貫したエクスペリエンスが維持できることだと指摘しています。

すなわちMagic Keyboardを繋げればカーソルを使用でき、それと同じ流れでApple Pencilも使えて、一度もUIの動作方法が変更されることはない。「デスクトップモードからタッチモードに移行することもない」と他社のOSを示唆しながら「OSは私が何をしているかを認識して、それに適応してくれます。これこそが、顧客がiPadを愛しているところなのです」と自社製品の操作しやすさをアピールしています。

手書き文字の認識やテキスト変換などはサードーパーティ製アプリが先行していた感もありますが、Scribble導入の意義は「OSレベルでサポートされたことで、どのアプリでも手書き文字が同一の感覚で扱える」という点でしょう。ほかインタビューではiPadOS 14の開発過程やApple Pencil用の新機能がさらに詳しく語られていますので、興味のある方はぜひ直接ポッドキャストを聴かれることをお勧めします。

Source:CONNECTED(Podcast)

Via:9to5Mac

 
 

TechCrunch 注目記事新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]
関連キーワード: Apple, ipados, ipados14, applepencil, Apple Pencil, Scribble, ipad, tablets, tablet, news, gear
0シェア
FacebookTwitter

Sponsored Contents