Apple
Mason Trinca / Reuters

いよいよアップルのイベント「Spring Loaded」が4月20日(米現地時間)に開催されると正式に発表されました。今回もリアルの会場に人を集めないバーチャルイベントになりますが、それだけ凝りに凝ったプレゼン動画が楽しめると期待したいところです。

新型iPad Pro、12.9インチは品薄?からiPhone 14(仮)ではmini廃止?まで、最新アップルの噂をまとめてお届けします。

またiPad mini 6(仮)の予想レンダリング画像が公開。Proのような全画面デザイン?

iPad mini 6
Gizmochina

にわかに次期iPad miniの噂やダミー写真がラッシュのなか、中国ガジェットサイトGizmochinaが「匿名の情報筋から受け取った」とするレンダリング画像を公開しています。

この画像を見るかぎりはiPad mini 6(仮)用のスクリーンプロテクター製品のために作られたものと推測されます。こうした予想レンダリングやダミーモデルは一般にサードパーティのアクセサリーメーカーが独自に寸法の情報を集め、正式発表前に自社製品を準備するために作成すること(や流出)が恒例となっています。

そこに盛り込まれた情報をつぶさに見ると、エッジが鋭く丸みがないボクシー(ハコ型)な全体像に、ベゼルは薄くて画面占有率は高く、ぶ厚い額縁とホームボタンのある第5世代miniよりもiPad Pro(2020)やiPhone 12シリーズに寄せた印象です。自撮りカメラが上ベゼル内に収納されたのはスクリーンプロテクターの切り欠きから確認でき、上部には電源ボタン、右側には音量ボタンあり。

今のところiPad mini 6のデザイン予想は「第5世代とほとんど同じ」派「エッジトゥエッジ(全画面デザイン)でホームボタン廃止」派の2つ。それぞれに実績ある有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)が述べていることから、決定的な材料に欠けているといえます。

いずれにせよ、ほとんどの噂話が「第5世代までの7.9インチより画面が広くなる」ことは一致しており、確実に8.5〜9インチになるはず。しかしコスト的に考えてディスプレイ下指紋スキャナは可能性が低い、もし実現すれば価格が高くなりかねないこともあり、iPad Air 4のように「電源ボタンにTouch ID統合」を期待したいところです。

新型iPad Proは4月後半発表、ただし12.9インチは品薄のうわさ

第3世代Apple Pencil、新型iPad Proと同時発表?「リリース準備は完了」との噂

iPad Pro

次期iPad Proは20日のイベントで発表が確実視されていますが、「ただし品薄」という嬉しくない予想が届けられています。

新型iPad Proは従来通り11インチと12.9インチと予想されますが、そのうち12.9インチのみミニLEDバックライト付きディスプレイが搭載されるとの見方が有力です。が、その新方式ディスプレイの製造歩留まりが芳しくなく、少なくとも1社のミニLEDメーカーは生産停止に直面しているーーアップルの内部情報を漏らす重鎮のMark Gurman記者がそう言っています。

次期iPad ProはiPhone 12搭載のA14 Bionicを強化したA14X(仮)を採用し、その処理能力はMacのM1チップにも匹敵するとの予想もあり。しかしMacほど性能を極限までに引き出すタスクが求められにくいiPadとしては、おそらく「ディスプレイ技術が一新された」ことが最も目を惹くと思われます。

ミニLEDディスプレイは有機EL並みにコントラストやダイナミックレンジが向上しつつ、基本構造は液晶画面に近いため焼き付きの恐れもない。そうした期待が集まっているだけに、1ヶ月以上にわたって入荷待ちが続くのはなんともやりきれないはず。

そのかたわら、第3世代Apple Pencil発表も準備が整っているとの予想が中国方面から届けられています。以前の噂話が正しければ、第1世代のように光沢仕上げでペン先にも何らかの新技術が仕込まれる可能性が高いと思われます。

新型ペンシルが旧iPad Proやその他のモデルでも使用できるか気になるところですが、新モデルと同時発表かつ予約受付開始として「先にペンだけ発送」になるのかもしれません。

iPhone 13(仮)、背面デュアルカメラが斜め配置に?予想レンダリング画像が公開

iPhone 13
MySmartPrice

次こそはノッチ(画面上部の切り欠き)が小さくなると期待が集まるiPhone 13(仮)ですが、実は背面カメラにも変化が生じる可能性を匂わせる予想レンダリング画像が公開されています。

今年のiPhone 13は前年からのマイナーチェンジに留まり、製品名は「iPhone 12s」との説も有力になっているほどです。この新画像でも本体サイズは厚みが0.2mm増している他はiPhone 12と全く寸法が変わらず、非純正アクセサリーメーカーも12向け製品のラベルを貼り替えるだけで済みそうな印象です。

しかし背面に回ってみると、前年ではタテに重ねられていたデュアルカメラが斜めのたすき掛け配置へと変更されています。その理由は今のところ不明ですが、全機種にLiDARスキャナが搭載されるとの噂と関係あるのかもしれません。

iPhone 14(仮)世代ではminiモデル廃止とのアナリスト予測

iPhone 14 Pro(仮)のカメラ画素数は48MPになるとのアナリスト予測

iPhone camera
Apple

ここ最近スマートフォン画面の大型化が加速しているなかで、5.4インチの手のひらサイズが驚かれたiPhone 12 mini。小型スマホ好きの需要を掘り起こすかとの期待もありましたが、2022年のiPhone 14(仮)世代では廃止になるとの有名アナリストMing-Chi Kuo氏の予測です。

すでに年明けには「アップルを失望させた可能性」「一時的に生産停止される」など雲行きが怪しくなっていましたが、結局はKuo氏が発売前に述べていた「iPhone 12 miniは最も安いが画面が小さすぎて大衆市場にアピールできない」予想が当たってしまったようです。

2022年モデルも4機種構成は続き、無印とProモデルにそれぞれ6.1インチと6.7インチが2種類用意されるとのこと。つまり「安くて大きな6.7インチがminiに取って代わる」ということで、アップルもスマホ大型化の潮流に従うことになりそうです。

しかしスマホの大型化にも自ずと限界があるはず。いずれは噂の折りたたみiPhoneを投入して、小型タブレット需要も取り込んでいくのかもしれません。

ほかiPhone 14世代としては、やはりKuo氏がProモデルの背面カメラが従来の12MPから48Pに増強され、各画素のサイズも大きくなって「写真が高精細でノイズが減る」ことを予想しています。

しかし写真の解像度がアップすれば、データ容量も増えることになり(iPhone 14では出力解像度が12MPに留まる、との予測もそのためでしょう)今年6月からGoogleフォトの「無料で画像し放題」が廃止された後はユーザーの苦労がいっそう増していきそうです。

iPhone 15(仮)はやはり大改良機に? 画面下Face IDに望遠性能大アップとのアナリスト予測

OPPO
OPPO

続いて2023年のiPhone 15(仮)世代のお話で、同じくMing-Chi Kuo氏の投資家向け研究ノートからです。

ひとつは、定番の話題である「ノッチが小さくなる」ということ。ここには顔認証のFace ID関連パーツが収納されていますが、そのうちドットプロジェクターと投光イルミネーターの2つが画面の下に移されてノッチ面積が大幅に減るというものです。

もう1つがペリスコープカメラ(屈曲系光学カメラ)がついに搭載されるという見通し。これはレンズや鏡で光の向きを90度変え、本体に対して横方向に多くのレンズを置いて光学的高倍率を実現する技術のこと。要は光学的に倍率の高いズームするにはレンズを重ねる必要がありますが、タテ方向であればスマホの厚みが増してしまうため横に寝かせてやるわけです。

アップルが本技術の採用を検討しているのは、2016年に「折りたたまれた望遠カメラレンズシステム」の特許を取得していたことからも察せられていました。さらにサプライチェーン筋からはiPhone 14世代に載るとの噂もありましたが、ペリスコープに必須の特許はサムスンが保有しており、スマートフォン市場で競合するアップルには協力的ではないとの観測もあり、調整が難航している可能性もありそうです。