iPhone 12

モバイルネットワーク分析会社のOpensignalは3月15日(現地時間)、米国におけるスマートフォンを使ったダウンロード速度調査の結果を発表しました。調査報告によると、上位をAndroidが独占しており、iPhone 12は25位以内にも入っていないという結果になっています。

ダウンロード速度の速いトップ25端末のうち、6割(15機種)をSamsung製の端末が占める結果になりました。ただSamsungはエントリーからハイエンドまで多くのバリエーションをリリースしているため、順当な結果と言えるかもしれません。なお、Galaxy S21 5Gが56Mbpsでトップ、ミドルクラスのGalaxy A51 5Gも38.6Mbpsで24位に入っています。Samsung以外では、TCLのRevvl 5Gが49.8Mbpsで2位、OnePlus 8T+が49.3Mbpsで3位となっています。

Top25には入れなかったiPhoneですが、iPhone 12 Proが36.9Mbps、iPhone 12 Pro Maxが36.2Mbpsという結果でした。

なお、トップでも56Mbpsというのは、5G通信としては遅いと感じるかもしれませんが、この結果は5G通信だけではなく、5G非対応エリアも含むダウンロード速度の平均値であるためです。

Opensignal
Opensignal

ちなみに、4G通信のiPhoneと比較して5G対応のiPhoneは、2.3倍の速度向上を果たしているとのこと。そもそも4G iPhoneのダウンロード速度がAndroidに対して遅すぎた(Pixelが38.6Mbpsに対してiPhoneは18,9Mbps)ということもあります。5G通信も含めると差は小さくなりましたが、これまでiPhoneはIntel製のモデムを採用しており、iPhone 12シリーズからは他のAndroidと同様Qualcomm製モデムになったことが影響しているのかもしれません。

それでもiPhone 12シリーズがAndroidに遅れをとった理由としては、RF設計など、モデム以外の部分で差が付いたのではないかとOpensignalのLan Fogg氏は推測しています。iPhone 12シリーズはAppleとしては初の5G端末ですが、Galaxy S21は、Samsungとしては第3世代の5G端末です。細かな最適化などのノウハウが溜まってきたことが影響している可能性はありそうです。

Source: Opensignal via 9to5Mac