iPhone 13

今年のフラッグシップiPhone 13(仮)シリーズは全機種のバッテリー容量が増やされ、そのうちProモデルには120Hz画面が搭載されるとのアナリスト予測が報じられています。

アップルのインサイダー情報に定評あるアナリストMing-Chi Kuo氏の研究ノートによると、iPhone 13 Proモデルには低消費電力のLTPO技術が搭載されて120Hz表示が実現するとのことです。LTPOとはディスプレイ上にある個々のピクセルのオン/オフを切り替えるバックプレーン技術の1種であり、リフレッシュレートを1Hz~120Hzまで可変して消費電力を節約できるというもの。これはすでにApple Watch Series 5以降の常時表示で採用されています。

iPhone 13 ProがLTPO技術により120Hz表示を実現するとの見通しは、ディスプレイ専門アナリストRoss Young氏や有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)Max Weinbach氏も主張していたことです。可変リフレッシュレート+120Hz表示は、すでに2017年以降のiPad Proモデルで「ProMotion」ディスプレイとして採用されています。

さらにiPhone 13シリーズ全モデルのノッチ(画面上部の切り欠き)は小さくなり、iPhone 12ラインアップと(画面サイズが)同じ4モデルで構成されるとのことです。iPhone 13のノッチについては小さくなるとの予想が有力ですが、「幅が狭くなる」と「高さが減る」説の2つに分かれています。

通信周りについては、全モデルともクアルコムのx60モデムが採用されて5Gネットワークが改善されると述べられています。x60の採用はアップルとクアルコムの和解文書からも推測されていましたが、つい先日も台湾サプライチェーン筋から「サムスンが製造を担当する」との続報が伝えられていました

また最近うわさが相次ぐポートレス化(ケーブルをつなぐ外部端子がなくなる)について、Kuo氏は最新の研究ノートではLightningコネクタが維持されて今年は「ない」と主張しています。以前、自ら述べていた「2021年モデルのうち1つは外部ポートがなくなる」との予想を撤回したかっこうです。

それに加えてKuo氏は、iPhone 13の4モデルがすべてSIMカードスロットをロジックボードに統合し、一部のFace IDコンポーネントの厚さを減らすなど省スペース設計をしたおかげで、iPhone 12シリーズよりもバッテリー容量が大きくなると予想。そのかわり、全モデルともわずかに重くなるだろうとのことです。

最後に「iPhone 13全モデルにLiDARスキャナ搭載」の噂につき、Kuo氏は背面LiDARスキャナはProモデルに限られたままだとして否定しています。その一方で全機種とも超広角カメラが大幅に改善との予想を再確認しつつ、センサーシフト式手ぶれ補正機能が全モデルに採用との噂も肯定しています。

以上をざっくりまとめると「120Hz表示はProモデルのみのプレミアム機能。ほか全モデルとも見かけは大きく変わらないが、バッテリー持ちはよくなりカメラは強化されている」といったところ。今回の研究ノートには言及がなかった、画面内Touch IDのゆくえも気になるところです。

Source:MacRumors