iPhone12
Apple

世界各地で10月23日発売となった、iPhone 12およびiPhone 12 Pro。今なお続く新型コロナ感染拡大と外出制限のもとで売れ行きを危ぶむ声もあったなか、米国での発売初週は昨年のiPhone 11シリーズ以上を上回る需要があるとの調査結果が報じられています。

米市場調査会社Counterpoint Research(CR)のレポートによれば、COVID-19(新型コロナウィルス)と775万人以上もの人々が失業給付を受けている事態にもかかわらず、店頭ではiPhone 11発売当時よりも消費者の関心が高まっているとのことです。

これには3つの理由が考えられます。

1つは5G対応に多くの消費者が関心を寄せていること。米国の3つのキャリアは全国で5Gが使えると主張しており、それがiPhone 12シリーズ購入の動機となりうるわけです。

2つ目は現地キャリアが過去機種の下取りサービスを提供しているため、(Androidからの)乗り換えやiPhoneのアップグレードともに伸びているということ。

最後にカメラの改良やA14 Bionicプロセッサ、および最低ストレージ容量の増加が、多くのiOSユーザーにとってアップグレードする強力な理由になっているということ。これは古めのiPhone(6、7、8系)のみならず、iPhone Xや11シリーズといった新しめのモデルの所有者にも当てはまると分析されています。

そしてiPhone 12 Proはオンラインストアでの出荷時期が遅めとなっていますが、店頭でも品切れしているとのことです。当初アップルはiPhone 12 Proの需要を低く見積もって出荷比率をシリーズ全体の約20%に絞っていたところ、予想外の人気が出たためにLiDARスキャナ(3Dセンサー)用チップを追加発注したとの噂も報じられていました

これに対し、iPhoneの中でも価格が手頃なiPhone XRとiPhone SE(2020)の売上は減速しているとのことです。CRはiPhone SE(2020)は値下げをされていないため、小さなiPhone愛好者の中にはiPhone 12 miniを待っている人もいるとの推測を述べています。

かつてCRは「iPhone SE(2020)購入者の26%以上はAndroidから乗り換え」としてiPhone 12との共食いはないと予想していましたが、「iPhone SEユーザーがiPhone 12 miniに奪われる」という予想外の展開になっているのかもしれません。

だとすれば、iPhone 12 miniの潜在的な人気もかなり高いはず。関心のある人は、日本時間では11月6日22時からの予約開始を忘れずにいたいところです。

Source:Counterpoint Research

Via:Patently Apple