12mini
Apple

iPhone 12シリーズは、第1弾となるiPhone 12および12 Proの予約受付が開始されたばかり。そんななか、有名アナリストが全4モデルの販売見通しについての研究ノートを発表しました。

アップルのインサイダー情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏は、以前はiPhone 12需要が飛び抜けており、出荷比率もiPhone 12シリーズ全体の40~45%と予想していました。それを実際の予約状況を見てから、各機種ごとの内訳を修正したかっこうです。

最新レポートいわく、iPhone 12 Proの予約注文は予想を超えていたとのこと。その理由はアップルのコアユーザーがハイエンドモデルを好むようになったこと、中国市場での強い人気、および欧米でのピークシーズン(年末商戦期であるホリデーシーズン前)の到来に伴う需要があったからと分析されています。

そうした観測のもと、Kuo氏はiPhone 12と12 Proが、それぞれ今四半期における新型iPhone出荷の約30~35%のシェアを占めると見ています。直近にドイツ銀行や米投資銀行アナリストらが「iPhone 12 Proと12の違いはカメラだけ、アップルはProの差別化に失敗」としてPro人気を低く見積もっていたことと、真っ向から対立しているかっこうです。ちなみに12とProの違いはカメラだけでなく、搭載RAMにも2GBの差があると判明しています

その一方、Kuo氏はiPhone 12 miniに対する期待を格下げし、以前iPhone 12シリーズ全体売上げの20~25%と予想したことから10~15%へと下方修正しています。

iPhone 12 miniが期待外れとされる理由は、おもに中国の消費者にとって魅力的ではないから、といったもの。同市場では小さな画面よりも大画面が好まれるうえに、miniには物理デュアルSIMがなく(他3機種の中国/香港版にはあり)現地での使われ方に合っていない、というわけです。

そして今四半期でのiPhone 12と12 Proの出荷台数は、昨年のiPhone 11および11 Proのほぼ2倍になるとのこと。それぞれの出荷内訳予想は、次のようになっています。

  • iPhone 12 mini:10-15%

  • iPhone 12: 30-35%

  • iPhone 12 Pro:30-35%

  • iPhone 12 Pro Max:15-20%

しかしKuo氏は、miniのようなポケットに入るサイズが欧米の多くの人々に好まれることも認めており、中国以外では人気になる可能性もあります。また中国ではApp Storeの規制が強化されており、規制当局が承認権限取得を迫っているとの噂話もありましたが、iPhone 12シリーズの売上げにどう影響するかも見守りたいところです。

Source:MacRumors,iMore