iPhone 12 Pro(仮)は120Hz画面をテスト中、ただし60Hzで出荷される可能性が高いとの噂

ギリギリまでがんばってるもよう

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年08月25日, 午後 02:30 in Apple
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ProMotion
Engadget Japan

今年のフラッグシップiPhone 12(仮)のProモデルに120Hzのディスプレイが搭載されるかどうかをめぐり、これまで専門家の間でも見解が割れていました。そんななか、アップルが120Hzのパネルは調達できたものの、その駆動のため必要な部品が入手できないためにProモデルの発売を延期したり、あるいは120Hzなし(従来の60Hzに据え置き)で出荷する可能性があるとの噂が報じられています。

ディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏は、アップルは120Hzパネルを入手できたが、それを駆動するICを調達する上でサプライチェーンの問題に突き当たっているとの趣旨をツイート。それゆえ駆動ICを待ってProモデルの発売を遅らせるか、60Hzのまま発売するかの選択を迫られており、最終的には後者を選ぶと聞いていると述べています。

さらにYoung氏は、この問題は単純ではないとも付け加えています。「アップルは山を動かす(力ずくで苦境を打破できる)ことができるので、推移を見守るしかない。一部の人がどれだけ120Hzを渇望しているかを考えれば、おそらくアップルは120Hzの準備ができるまで発売を遅らせるでしょう。狂った年になりました……」と舞台裏の苦境を推測しています。

こうしたYoung氏の見解を、有名リーカー(注目の未発表製品につき有力情報を発信する人)Jon Prosse氏もYouTubeでの発言でおおむね裏付けています。アップル社内ではiPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Max上で120Hzディスプレイをテストしているとのことです。

従来のiPhone画面が60Hz(1秒間に画面を60回書き換える)に対して、120Hzは倍に当たるもの。すでに2017年以降のiPad ProにProMotion技術として搭載され、滑らかな表示やApple Pencilの素早い追従性を実現しています。他社スマートフォンでも採用が進んでおり、サムスンのGalaxy Note20シリーズでもSペンのレイテンシー低減に貢献しているもようです。

今年は新型コロナ感染拡大によりサプライチェーンが混乱を極めていましたが、当のYoung氏による予測もそれを反映するように振れ幅が大きくなっています。まず5月には120Hz表示には省電力のために(Apple Watch Series 4以降と同じ)LTPO技術が必要だが2021年まで導入は無理とツイート。さらに7月には、情報源の誰からもiPhone 12 Proモデルが120Hzになると裏付けできなかったと述べていましたが、今回は一転して「搭載される可能性はある」に傾いているしだいです。

アップルは公式に、今年のiPhone発売が例年より数週間遅れる、つまり10月初旬以降になると発表しています。とはいえ、記事執筆時点ではすでに2ヶ月を切っており、ここまで主要な機能の仕様が固まっていないのも珍しいこと。120Hz表示は一部のユーザーこそ注目するものの不可欠とは言えないため、滞りない量産および出荷を優先して、当面は見送られる可能性が高いかもしれません。

Source:Ross Young(Twitter)

Via:MacRumors

 
 
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