Phonebuff
PhoneBuff

毎年秋は新型iPhoneとサムスンの主力スマートフォンがスピード比べ(複数のアプリ起動にかかる時間を競う)が恒例となっています。今年もiPhone 12 ProとサムスンのGalaxy Note 20 Ultraが激突し、前者が後者を破る結果が出ました。

このスピードテストはYouTubeチャンネルのPhoneBuffが、各社のハイエンドスマートフォンを対象としてたびたび行っているもの。

ベンチマークソフトではなく物理的なロボットアームを使い(人力による操作のブレを排除するため)、Facebookやカメラアプリ、マイクロソフトのOfficeアプリや動画編集のAdobe Premire Rush、ゲームなどを次々と起動させ、1周目と2周目にかかる時間を測る趣向となっています。

ちなみに昨年のハイエンド対決iPhone 11 Pro MaxとGalaxy Note 10+との勝負では、1周目と2周目とも後者の完勝。主に搭載RAM容量の差が影響したと見られていました。

さて今回の対決では、iPhone 12 ProがPremire Rushでの動画レンダリング等で十分に進歩の跡が見られ、複数のゲームを起動している間もリードを保ち続けています。こちらは1周目のラップタイムが1分41秒だったのに対して、Galaxy Note 20 Ultraは1分55秒という結果に。

そして2周目。すなわち「バックグラウンドでアプリを実行し続けられたか」(ゼロからの起動よりも速くなる)が効いてくる周回でもiPhoneが42秒、Galaxyが46秒となり、時間差はさらに開いています。

フラグシップiPhoneに搭載される最新チップのパフォーマンスは、競合他社のAndroidハイエンドのそれを上回ることが恒例であり、1周目の結果はさほど意外ではありません。むしろ今回注目すべきは2周目、つまりバックグラウンドにアプリを保持するためのRAM容量がモノをいいやすい周回で、iPhone 12 ProがGalaxy Note 20 Ultraを制したことでしょう。

iPhone 12 ProのRAM容量は6GB、それに対してGalaxy Note 20 Ultraは12GB。前者はiPhone 11 Proより2GB増やされていますが、それでもなお2倍の差が付いています。それほどまでにA14 Bionicが強力か、あるいはアップルの強みとする「ハードウェアとソフトウェアの統合」が威力を発揮したのかもしれません。

これまでGalaxy Note 20 UltraはPhoneBuffスピードテストのトップに君臨していましたが、その座をiPhone 12 Proに明け渡すこととなりました。そしてiPhoneがトップに立つのは約20ヶ月ぶりということで、後は3Dゲームでのバッテリー持続時間にまつわる不安の解消も望みたいところです。

Source:PhoneBuff(YouTube)

Via:MacRumors