Senior Vice President of Worldwide Marketing at Apple, Philip Schiller, introduces the iPhone X during a media event at Apple's new headquarters in Cupertino, California on September 12, 2017.  / AFP PHOTO / Josh Edelson        (Photo credit should read JOSH EDELSON/AFP/Getty Images)
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今年のフラッグシップiPhoneはiPhone 12s(仮)と呼ばれ、ノッチ(画面上部の切り欠き)が小さくなって全モデルにセンサーシフト式手ぶれ補正機能が実装されるとの噂が伝えられています。

台湾サプライチェーン情報に詳しい業界メディアDigiTimesによると、iPhone 12sのデザインはiPhone 12とよく似ている一方で、Face ID関連パーツの設計が変更されてノッチのサイズが縮小されるとのことです。

どう設計が変わるかといえば、iPhone 12 Proの背面にあるLiDARスキャナと同様に、ドットプロジェクタとレシーバーを1つにまとめると説明されています。

現行iPhoneのノッチには多くの技術が用いられており、このうち顔認証(Face ID)で主要な機能を占めているのがドットプロジェクタと赤外線カメラ(レシーバー)の2つです。前者が3万以上の目に見えないドットを顔の上に投射し、それを赤外線カメラが受信してSecure Enclave内に収納された顔データと照合するしくみ(下図参照)。

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ドットプロジェクタがiPhone本体に向かって右側、赤外線カメラが左側にあり、これらを1つのモジュールに統合すればノッチの幅が大幅に削れる可能性があるわけです。

第2に、iPhone 12sでは全モデルとも超広角レンズが改善されるとのこと。5P(5枚レンズ)から6Pに引き上げられる等のアップグレードは、有名アナリストMing-Chi Kuo氏が予測していたこととほぼ重なっています。

さらに4モデルともセンサーシフト式OIS(手ぶれ補正機能)が搭載されるとも伝えられています。手ぶれ補正技術には何種類かありますが、現在の主流はレンズを動かす光学式(レンズシフト式)とセンサー側を動かすセンサーシフト式の2つ。センサーはレンズよりも軽いためにレスポンスは向上する反面で、より高精度な制御が要求されるため、導入されるスマートフォンも限られています。

この予想は、先日も同じDigiTimesが報じていたこと。2020年モデルではセンサーシフト式手ぶれ補正はiPhone 12 Pro Maxのみのプレミアム機能でしたが、次期モデルではより普遍的な技術となるのかもしれません。

Source:DigiTImes

Via:9to5Mac