Foxconn
Brian Snyder / Reuters

今年秋に発表と見られるiPhone 13(仮)シリーズは、高速な5Gミリ波に対応する上にお値段は据え置きで、販売台数はiPhone 12を上回るとの予想もあります。しかしiPhoneを組み立てる台湾Foxconnが、iPhone 13が部品不足で品薄になるかもしれない手がかりを示唆しています。

米Reutersによると、Foxconnは第2四半期(4~6月)は純利益が前年比30%増で好調な業績だったものの、今四半期(7~9月)の成長率を3~15%とかなり控えめに予想しているとのことです。この時期は通常、秋の発売に向けてiPhoneの生産が忙しくなるはずであり、まして今年はiPhone 13の発売が9月に戻される(2020年のiPhone 12はコロナ禍の影響で10~11月だった)との説が有力となっています

それに加えて、FoxoconnのCFO(最高財務責任者)は電話会議にて、自社にとってスマートフォンの需要が上半期の純利益と収益の記録的な増加の主な要因だったと述べています。すなわち今四半期の控えめな成長予測は、収益を力強く後押しするはずのiPhone 13が、それほど量産できない可能性を示唆していると思われます。

さらにFoxconn経営トップの劉揚偉董事長は、アジアの新型コロナ危機の悪化がサプライチェーンに影響を与えるかどうか「様子を見守らなければならない」と注意を呼びかけています。

アップルはiPhone 13シリーズを、サプライヤーに最大9000万台も発注したとの報道もありました。この数字は当初のiPhone 12発注よりも約20%も多いことから、例年でも部品の調達は容易くはないはず。

ましてアップル幹部らも、世界的な半導体不足により今後のiPhoneやiPadの生産にも影響が及ぶ可能性を認めている状況です。もしかするとiPhone 13シリーズは、発売当初は品薄になるのかもしれません。

Source:Reuters

via:9to5Mac