Qualcomm 5G, logo exhibited during the Mobile World Congress, on February 26, 2019 in Barcelona, Spain.   (Photo by Joan Cros/NurPhoto via Getty Images)
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今年のiPhone 12シリーズにはクアルコムの5Gモデムチップ「Snapdragon X55」が搭載されていることが、有志が公開している分解動画でも明らかとなっています。それはアップルがクアルコムと数年の法廷闘争を経てから和解した成果であり、昨年末からX55採用は予想されていました

そして新たに、上記のアップルとクアルコムの和解文書において今後のiPhoneに採用される可能性がある5Gモデムチップに言及されていることが判明しました。

これはTwitterユーザーのDanny Walsh氏が、アップル・クアルコムの和解文書を引用して明らかにしたことです。その71ページには、アップルが2020年6月1日~2021年5月31日までに発売する新型モデル(iPhone 12シリーズ)にX55モデムを搭載すると記載されています。

その後2021年6月1日~2022年5月31日のアップル新製品にはSnapdragon X60(今年2月に発表済み)を搭載し、さらに2022年6月1日~2024年5月31日には未発表のX65およびX70を使用すると約束されています。

これらの約束は1年以上前のものですが、実際にiPhone 12シリーズにX55搭載が確認されたことで、信ぴょう性が高まっています。さらにクアルコムの今後の5Gモデムに関するロードマップまでもうかがえるかっこうです。

5Gモデムとしては世界初の5nm設計であるX60は、X55よりも小さなフットプリントかつ高い電力効率を実現するもの。それに加えてミリ波とサブ6という2つの周波数帯を組み合わせ、高速かつ広いカバレッジの両立が期待できます

X60を搭載したスマートフォンは2021年初頭に登場予定とされていますが、今回のロードマップと合わせて見れば、次期フラッグシップiPhone 13(仮)に採用される可能性が高いということ。iPhone 12シリーズでは5G接続時のバッテリー持続時間が4G比で約20%も短くなるとの検証結果も出ていますが、来年はかなりの改善が望めそうです。

Source:Danny Walsh(Twitter)

Via:MacRumors