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アップルが工場での情報漏えい取り締まりを強化したとの噂もあり、やはり近々に大きめの発表があるのでは……と思わせた3月の第4週。新製品はひとつも登場しないものの、「何かが出そう」という予感が強まりつつあります。

iPhone 13 Pro(仮)は120Hz画面?からARヘッドセットは150g未満?まで、最新アップルの噂をまとめてお届けします。

アップルが画面とカメラ付きHomePod開発中のうわさ

HomePodは
MacRumors

初代HomePodが販売終了したばかりですが、「画面とカメラ」を搭載した新型スピーカーを開発しているとBloombergが報じています。

それを裏付けるように、tVOS 14.5からもFaceTimeや画像のキャプチャ関連フレームワークなど、内蔵カメラありきの新要素が発見されています。本来tvOSはApple TV向けOSですが、基本コードはHomePodソフトウェアと共通しているため、「あちらに追加されればこちらにも追加」というわけです。

ちなみに初代HomePodのSoCはiPhone 6と同じA8のため、過去のiPhoneが脱獄できるツールが部分的にサポートされたりと、アップル製品同士は異なるカテゴリ同士でもどこか繋がっているところがあります。

現行のApple TVがカメラを備えてないために将来のHomePod用との憶測を呼んでいるかっこうですが、実は噂のApple TV後継モデルにてビデオ通話できる可能性も否定できません。

HomePod miniには超広帯域無線(UWB)のApple U1チップが内蔵されており、ゆくゆくは同じくU1チップ搭載のiPhone 12シリーズやApple Watch Series 6、噂の失せ物追跡タグAirTags(仮)を束ねるUWBベースステーションになるとの予想もあります。いずれHomePodシリーズは画面やカメラのほか、いろいろ詰め込まれてスマートホームの要となるのかもしれません。

iPhone 13 Pro(仮)にサムスンが120Hz対応ディスプレイ供給のうわさ

iPhone 13

すでにハイエンドスマートフォンには「あって当然」の印象がある120Hz画面が、ようやくiPhone 13 Pro(仮)モデルにてサムスンディスプレイ供給のもと実現するとのうわさ話です。

これまでの有機ELディスプレイ搭載iPhoneでは、バックプレーン(回路基板)にLTPS(低温ポリシリコン)技術を採用していました。そして120Hz表示を実現するためにはLTPO(低温多結晶酸化物)が必要だが、iPhone 12シリーズではそれ調達できないため見送られると予想され、実際その通りの展開となりました。

LTPO採用の有機EL画面は従来のLTPS型よりも電力消費力が少ないことに加えて、1Hz〜120Hzの可変リフレッシュレートも利用でき、迅速な反応が必要ないときはリフレッシュレートを下げてさらに電力を節約できます。近年のApple Watch(1Hz〜60Hz)が常時表示しながら、過去モデルとバッテリー持続時間がさほど変わらないのもLTPOの恩恵によるものです。 

サムスンディスプレイの最新技術はまずGalaxyシリーズに投入されることが通例であり、すでにGalaxy Note 20 Ultra等にLTPOディスプレイが搭載済み。競合他社への供給はそれ以降となるため、ようやく2021年にiPhoneのターンが回ってくるとのディスプレイ専門家の推測もありました

昨年はiPhone 12 Pro Maxでの120Hz設定画面と思しき画像が流出しながらも、結局は見切り発車したと噂されていました。今年ようやくProモデルに搭載され、2022年にはiPhone 14(仮)全機種で採用されるとの予想が当たって欲しいところです。

アップルARヘッドセットは150g未満?フレネルレンズで軽量化か

VR Headset
AppleInsider

予想価格は30万円超えから10万円前後まで幅のあるアップル製AR(ないしMR)ヘッドセットですが、いずれにしろ気になるのが「どれぐらいの重さになるのか」でしょう。一説には15ものカメラを搭載するともいわれ、高性能のために部品を積むほど手軽さからかけ離れていく危惧もあります。

しかしアップルのインサイダー情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏は、3枚重ねのフレネルレンズを採用して軽量化がはかられると述べています。フレネルレンズは球面レンズなどを同心円状に分割して薄くしたレンズのことで、これまで小型のVRゴーグルにも採用されてきた実績があり。VRゴーグルが大きくなりやすいのは視野角を確保するのにレンズと画面の間に一定の空間が必要なためですが、フレネルレンズであれば画面を近づけられる上にレンズも薄くて本体を小さくしやすいメリットが考えられます。

それを3枚も重ねれば結像も暗くなりやすいところを、高輝度のマイクロOLEDパネルにより補うとのこと。マイクロOLED採用のウワサは何回か伝えられていますが、「ソニーが製造を受注した」「アップルとTSMCが共同開発中」など諸説あります。

もしも150g未満に収まるなら、iPhone 12よりも軽くなり「ヘッドセットはかさばる」常識を覆せるはず。Kuo氏は「モバイル」ではなく「ポータブル」、つまり歩きながら使えないが持ち運べる製品になると示唆していましたが、iPhoneで鑑賞していたコンテンツの続きをヘッドセットで楽しめる未来がやって来るのかもしれません。

21.5インチiMacのSSD 512GB|1TB構成がディスコン。新モデル発売間近?

やはり登場間近? AppleシリコンiMacの手がかりがmacOS最新ベータに

iMac
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今年初めから噂が本格化しているAppleシリコン搭載iMacが、いよいよ発売が近づいていると予感させる手がかりが2つ届けられています。

ひとつは、アップル公式ストアで21.5インチiMacの512GBと1TB SSD構成が廃止されたこと。これに先立ち両オプションは表示されるものの選べなくなっていましたが、すでに跡形もなく消えています。ちょうどiMac Proが正式に販売終了となった直後であり、何らかの新型モデルがまもなく発表されると強く推測されるわけです。

もう1つは開発者向けmacOS Big Sur最新ベータ内から、2つの新たなiMacの識別子が見つかったことです。先日もxCodeのログからAppleシリコンiMacらしき端末がクラッシュした記録が報告されており、すでに試作機がテストを開始していると憶測されています。

アップル社内では複数のAppleシリコンが開発中と見られていますが、「ミッドレンジのデスクトップ」(おそらくiMac)向けには16コアまたは32コアGPUを搭載したものがテスト中との噂もありました。最大8コアGPUのM1チップよりも高いグラフィック性能が期待できそうですが、それでも他社製の高価なグラフィックボードには及ぶべくもありません。次期iMacは外付けのeGPUに対応するかどうかも気になるところです。

Apple Watch、頑丈モデル発売が検討中の噂。アップル版G-SHOCKに?

Apple Watch

アスリートやアウトドア派にも愛用されているApple Watchですが、すでに6世代を重ねながらも「傷つきやすいこと」は克服されていません。活躍する場面が広がるほどネックになると予想されるなか、カシオのG-SHOCKのように耐衝撃構造や保護機能を備えた頑丈モデルが準備中とのBloomberg報道です。

具体的には、外装にラバー加工を施す予定とのこと。しかし本家G-SHOCKは突出したベゼルが落下時にボタンをかばったり、重要部品を緩衝材で個別保護したりと様々な工夫が仕込まれており、Apple Watch頑丈モデルも単にゴムで覆うだけでは済まないかもしれません。

発売は2021年後半〜2021年予定とされながらも、最終的には中止ないし延期される可能性も伝えられています。極限状況のなかでApple Watchが命綱となって助かった事例も多くあり、頑丈になれば救われる命も増えるはず。しかし命綱としては1〜2日程度のバッテリー持続時間は心許なく、いっそうの改善が望まれそうです。