iPhone 13 Pro
Apple

iPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxのレビューが解禁となり(正式発売前にアップルが新製品を提供したレビュアーらが公開)、120hz画面の滑らかな表示や長持ちするバッテリー、改良されたカメラなどが好評を呼んでいます。

が、複数のレビュアーが新機能のマクロ撮影(被写体を至近距離から写せる)で、5.5インチ(約14cm)以内に被写体を捉えると、自動的に広角レンズから超広角レンズに切り替わってしまい、それがオフにできないことを指摘しています。

たとえばInput MagのRaymond Wong氏は、被写体にカメラを寄せると広角レンズから超広角レンズに強制的に切り替わる挙動をYouTube動画内で実演しています。ファインダーには「1x」の倍率が表示されているものの、実際は超広角レンズでオートフォーカス(これもiPhone 13 Proの新機能)が動作している模様です。

Wong氏は「通常のワイド撮影かワイドマクロ撮影のどちらを選ぼうか迷って、ファインダーがずっと揺れています」と述べた上で「フレーミングは、ユーザーが決めた構図から、決して自動的に変更されるべきではない」との見解を語ってます。

ある距離でのレンズ切り替えがそこまで撮影に影響をおよぼすのか、ヘビーユーザー以外には分かりにくい印象はありますが、Wong氏は「カメラが切り替わるのと同時にシャッターを切り、ぼやけた写真を撮ってしまった」とぼやいています。

その点をWong氏が問い合わせたところ、アップルは当初、カメラの自動切り替えはユーザーがクローズアップの詳細をよりよく撮影できるようにする意図的なものだと説明していたそうです。

が、その後に「この秋のソフトウェアアップデートに新しい設定が追加され、マクロ写真やビデオの近距離で撮影する際に自動カメラ切り替えをオフにできます」との声明を出したと伝えられています。

かたや動画のマクロ撮影については、すでに[設定]>[カメラ]に[カメラをロック]というオプションがあるとのこと。そうした配慮がビデオ撮影にはあるのに、静止画の撮影にないことがよけいにWong氏の失望を誘ったわけです。

それほどカメラにこだわりのないユーザーにとっては些細なことだとしても、アップルはiPhone 13 Proに関して優れたカメラ性能を強調しており、それに惹かれた人々の注目も「細部まで配慮されたカメラ機能」に重点的に注がれているはず。こうした意見に対して速やかに対応するアップルの企業努力も、ヘビーユーザーに支持されているのかもしれません。

Source:Input Mag

via:MacRumors