iPhone 13 Pro
EveryThingApplePro/Max Weinbach

2021年のiPhone 13(仮)Proモデルでは120Hz対応の可変リフレッシュレート画面が有力視されていますが、アップルがその可能性につながりうる特許を取得したことが明らかとなりました。

米特許商標庁(USPTO)が16日付けで公表した新たなアップルの特許は、「複数のリフレッシュレートモードを持つディスプレイ」と題されたもの。「ハイリフレッシュモード」を有効にすると、標準リフレッシュレートの2倍、3倍、あるいは4倍の速さでコンテンツを更新できるという内容です。たとえば60Hzディスプレイを備えたiPhoneの場合、120Hz、180Hz、または240Hzに自動的に調整されるわけです。

これはちょうど、現行iPad Proモデルが実装しているProMotion技術の延長にあります。リフレッシュレートとはディスプレイが毎秒書き換えられる回数であり、120Hzとは「1秒間に120回書き換える」ということ。iPad Proでは120Hzにより滑らかな表示やユーザー操作に対する素早い反応を実現しつつ、必要ないときは60Hzに切り替えて電力消費を抑えるーーという可変リフレッシュレート技術が「ProMotion」と呼ばれています。

iPhoneにこれまで120Hz画面が搭載されなかったのは、おそらくバッテリー持続時間やシステム全体のパフォーマンスに悪影響を及ぼすことが危惧されるため。しかし最近の噂では、iPhone 13 ProではApple Watch Series 5以降と同じくLTPO技術を採用し、省電力と120Hz表示を両立すると予想されています

LTPO技術の実装は、120Hz表示とならんで(リフレッシュレートを落とすことで)常時表示の可能性にもつながります。つい最近も常時表示画面はすでに開発中であり、時計とバッテリー充電率など最小限の情報がいつでも視認できるとの噂が伝えられていました

アップルが特許を取得したからといって製品化や実用化されるとは限りませんが、上記の「可変リフレッシュレートにより120Hz/常時表示」という予測の信ぴょう性を増したことにはなります。5G端末では消費電力が増大する傾向があり、それに伴い可変リフレッシュレート画面を採用した競合他社製品も増えているなか、iPhoneにもその波がようやくやって来るのかもしれません。

Source:USPTO

via:Patently Apple,MacRumors