M1 iPad Pro
Apple

今週「Spring Loade」イベントにて新型iPad Proや7色のiMacや新型Apple TV、そしてAirTagは発表されたものの、姿を見せない噂の未発表製品もありました。また日を改めて特別イベントが開催されるのか、それとも何らかのWebリリースが飛び出すのか、今後も動きがあり次第お伝えする予定です。

iPhone 14(仮)は全モデル120Hz画面?から新型iPad miniまもなく発表?まで、最新アップルの噂をまとめてお届けします。

iPhone 13(仮)のノッチ幅は狭くなる?新たなリーク画像が公開

notch
DuanRui

iPhone Xにて導入されてからはや4年が経過したノッチ(画面上部の切り欠き)ですが、またも「今年のiPhone 13シリーズこそ小さくなる」との予測を補強する手がかりが届けられています。

おもに中国SNSの情報を伝えるDuanRui氏は、iPhone 13用の画面保護フィルムらしき画像を3つTwitterにて投稿。iPhone 12とも比較されており、ノッチの横幅が狭くなっている模様です。

こうした形状の変化は、前面スピーカー/マイクが上部ベゼル内に移され、自撮りおよび顔認証の赤外線カメラや投光イルミネーターが空いた位置に収まるためーーと示す画像は、日本のMacお宝鑑定団BlogのほかインドメディアのMySmartPriceも公開していました。

iPhone 12もノッチ縮小が噂されながらも、結局は空ぶりに終わりました。しかしiPhone 13世代でようやく実現するとなれば、今後ノッチありきのデザインが見直されるとの予想が現実味を帯びてきます。

ではノッチの次は何かと言えば、パンチホール(自撮りカメラをディスプレイの下に置き、画面にのぞき穴を開けて視界を確保する)説が優勢となりつつあります。まず有名アナリストMing-Chi Kuo氏が2022年のiPhone 14 Pro(仮)に搭載されると言い、かたやディスプレイ専門家Ross Young氏はiPhone SEの2023年モデルに採用の噂を聞いたと述べていました

近年いろいろな意味でiPhoneの顔となっていたノッチですが、もうすぐお別れのときが近づいているのかもしれません。

2022年のiPhone 14(仮)は全モデル120Hz画面搭載とのアナリスト予測

LTPO

今年iPhone 13の高価なProモデル“だけ”に120Hz対応ディスプレイが搭載されるとの噂は、すでに定説です。しかしAndroidデバイスではミッドレンジで120Hz駆動も珍しくなくなっているだけに、一般的にはハイエンド価格帯にあるProなしiPhoneがいつまでも60Hzに留まっていることには不満の声もあります。

今回のウワサの発信源は、最近iPhoneに言及の多いディスプレイ専門家のRoss Young氏です。DSCC(ディスプレイ業界のサプライチェーン調査会社)の創業者でCEOでもあるYoung氏の情報網は信頼性が高く、iPhone 12 Proモデルが120Hz対応の期待が高まっていたなか、いち早く非搭載を予想して的中させた実績があります。

Young氏の新たな発言は、「iPhone 13は1モデルしかLTPOに対応してないらしい」とのつぶやきにフォロワーが失望したため、「2022年にはウワサされているよ」「そう、120Hz」と思いやりを投入したかっこうです。

LTPOとは近年のApple Watchに導入されたバックプレーン技術であり、可変リフレッシュレートおよび省電力を実現する技術です。iPhone 12世代では調達できず、iPhone 13 Proではようやく利用可能と見られており、1Hz〜120Hz表示のカギになる位置づけです。

アップルはサムスンから有機ELパネルを調達しており、サムスンはまず自社スマホに最新技術を搭載して他社への提供を先送りとする慣例があります。アップルが新12.9インチiPad Pro向けにLiquid Retina XDR(ミニLEDバックライト付きディスプレイ)を独自開発したのは、サムスン依存を減らす意図が含まれているのかもしれません。

新型iPad miniや廉価iPadがまもなく発表とのアナリスト予測。Proは少しお高め?

iPad

大手証券会社Wedbushのアナリストが「Spring Loaded」イベントにて次期iPad mini(第6世代)や廉価iPad(第9世代)が発表されると予想したとのこと。もっとも予想が外れたのはごぞんじの通りです。

とはいえ、その他の情報筋からも2つの新モデルが準備中との観測が届けられていました。まずiPad mini 6(仮)についてはMing-Chi Kuo氏が「9インチ」と述べたほか、Bloombergも「初代から採用されてきた7.9インチよりも大きな画面」と報じたこともあり。ただし、どちらも「早ければ2021年内」としており、4月イベントでの発表を期待するのは気が早かった様子です。

また高級な「iPad mini Pro」が設計検証テストを控えており、量産に向けて準備中との観測もありました。これが第6世代モデルと同じ製品を指すのか、それとも通常モデルとProモデルが別立てになるのか踏み込んだ情報は今のところありません。

さらにはホームボタンがなくなってTouch IDが画面下に埋め込まれる、ミニLEDつまりLiquid Retina XDR画面が搭載されるとの予想もあり。どれもコストが高めな新技術であり、新12.9インチiPad Proをそのまま小型化したようなmin Proが投入されるのかもしれません。

かたや廉価な第9世代iPadについては、薄くて軽くて第3世代iPad Airのようなデザインになり、搭載SoCはiPhone 11と同じA13 Bionicにアップグレードされるとの噂も浮上していました。もっとも第8世代が2020年9月に発売されてから半年強でもあり、こちらも気長に待つ方がよさそうです。

次期MacBook ProはHDMIにMagSafe、SDカードスロット搭載確定か。犯罪グループが資料を流出

次期14|16インチMacBook Pro、XDR画面搭載で2021年後半発売のウワサ

MBP

いよいよ初期の3モデルに続くAppleシリコン搭載iMacが発表され、次こそデザインが刷新されたMacBook Proが投入されるとの期待が高まっています。そこに長らく待ち望まれていた外部ポート追加の有力な手がかりが到着したかっこうですが、出処が「ランサムウェアにより、アップルの主要サプライヤーQuantaから盗み出したもの」といういわく付きのニュースです。

「REvil」と名乗る犯行グループはQuantaに約5000万ドルもの身代金を要求しており、次期アップル製品の機密情報を強奪した証として一部をネットに流出させたという、二重に非道な話ではあります。

今のところ外部ケースや電源周りなど技術的に機密性の薄い部分を小出しにしている印象ですが、そこで言及された「J314」と「J316」なるデバイスはBloombergが報じた次期14インチおよび16インチMacBook Proと一致しています。

また、今回がおそらく初報告の「J374」と「J375」というモデルは、次世代のM1Xチップを搭載した新型Mac miniとの推測もあります。M1XはM1よりも高性能コアが4つ追加された上にGPUコアも16コア、TDP値やRAMの上限も引き上げられるとの噂もあり、ヘビーユーザーにとってはこちらこそ注目すべきかもしれません。

それとは別に、台湾の調査会社TrendForceが次期14|16インチMacBook ProともにLiquid Retina XDR(ミニLEDバックライト)画面を採用するとの予測を発表しています。アップル公式にコントラスト比100万対1、ピークHDR輝度1600ニトと謳われ、つまり「今までより圧倒的に明るい」ディスプレイがMacBookにもやって来る見通しです。

しかし、新12.9インチiPad ProがミニLED画面の製造歩留まり問題により品薄になるとの予想もありました。ボトルネックが速やかに解消され、新MacBook Proは潤沢に供給されるよう祈りたいところです。

iOS|iPadOS 15では電話の自動返信やホーム画面が大幅進化の噂

iOS 15

iOS 14.5でマスクしながらFace ID対応iPhoneをロック解除やAirTagに対応して「探す」アプリから忘れ物追跡が実現するのを待っているなか、早くも次期iOS|iPadOS 15の予想が伝えられています。

それらの発表は例年通り6月の世界開発者会議WWDCとなる見通しですが、Bloombergによれば開発コード名は「Sky」。まずiOS 15の新機能としては、ユーザーの現在の状態に応じて着信音を鳴らすかどうかなど、様々な通知設定がカスタマイズできること。また従来は運転中しか使えなかった自動返信機能も充実される見込みです。

さらにiMessageも最終的にはSNS機能を強化し、FacebookのWhatsAppへの対抗を目指しているとのこと。日本では今ひとつ実感しにくい話ではありますが、米国ではメッセンジャーアプリがハイテク大手の激戦区となっており、FacebookがiOSのデフォルトアプリ設定を開放するよう要求している文脈があります。

ほかiPadOS 15ではウィジェットの自由度も高まってホーム画面のどこにでも置けるようになる、iOSとiPadOSともに「どのアプリがユーザーデータを黙って収集しているか」を知らせる機能も開発中とのことです。

一時は画面分割のSplit ViewなどデスクトップPCに寄せていたiPadOSですが、最近ではマイナーチェンジが主で大人しめの印象もあります。MacとiPadを融合させるつもりがないにしろ、マルチタスクの使いやすさに磨きをかけるよう期待したいところです。