iPhone 13
David Imel for Engadget

2022年版となるiPhone 14(仮)シリーズのウワサの中でも注目度が高いのが、Proモデルにおいてノッチ(画面上部の切り欠き)が取り除かれてパンチホール(ディスプレイに穴を空け、その下に自撮りカメラ等の部品を置く)デザインに移行するとの予想です。

このパンチホールに関して、当初は「穴は1つ」と噂されていましたが、その後に「カプセル型の穴と丸い穴」説が浮上してきました。つまり「穴が2つ」ということになります。当初は信ぴょう性を疑う声もありましたが、これをディスプレイ専門アナリストが支持する発言をしています。


ディスプレイ業界コンサルタントのRoss Young氏は、有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)ShrimpApplePro氏が「パンチ穴は2つ」としたレンダリング画像を引用しつつ、iPhone 14 Proモデルの画面上部には丸いものとピル(錠剤のように横長のカプセル)型の穴が両方とも採用されるとツイートしています。

Young氏は、丸い穴はFace IDのドットプロジェクター(顔に数万もの赤外線ビームを放射する部品)用であり、ピル型の穴には自撮りカメラやFace IDの赤外線カメラ(顔から反射された赤外線ビームを捉える)が収納されると推測していました。

もっとも、記事執筆時点ではこちらのツイートは削除されています。

またShrimpApplePro氏は上記のレンダリング画像はディスプレイを背後から見たものと述べていました。つまり、実際にはピル型の穴が左に、丸型が右にあると主張しているわけです。


アップルは将来のiPhone用に画面下Face ID(画面の下に関連パーツを移し、穴を空けず外から見えなくする)を開発中と噂されていましたが、今回の予想が正しければ、少なくともiPhone 14世代での実現はなさそうです。実際、以前Young氏も「2022年モデルには間に合わない」と述べていたことがあります。

そうしてProモデル2つはデザインが一新される一方で、6.1インチの「iPhone 14」と6.7インチの「iPhone 14 Max」(以上、すべて仮称)といった通常モデルにはノッチが残り続けると見られています。ShrimpApplePro氏はノッチが小さくならないとしつつも、複数の人がビデオ通話しやすいセンターフレームがサポートされる可能性があると述べていました

なお、Young氏はアップル未発表製品のディスプレイについて信頼できる情報源であり、最近もiPad mini(第6世代)ではホームボタンがなくなり画面サイズが8.3インチになることや、14インチおよび16インチMacBook Pro(2021)にミニLED画面が搭載されることを正確に予想していました。


iPhoneの画面に「穴が2つ空く」ことは最初はかなりのインパクトになりそうですが、当初は非日常感の塊だったノッチが日常に溶け込んでいったように、いずれ慣れるのかもしれません。

とはいえ、ようやくノッチが定着した頃に、再び画面デザインが大きく変わる(しかもノッチ採用モデルも残りつつ)とすれば、アプリ開発者やデザイナーの方々にとっては大きな苦労となりそうです。


Source:Ross Young(Twitter)

via:9to5Mac