The logo of Apple is illuminated at a store in the city center in Munich, Germany, Wednesday, Dec. 16, 2020. Apple’s delayed launch of its latest iPhones unleashed a holiday buying frenzy that propelled sales of the trendsetting company’s most popular product to its fastest start in years. The apparently pent-up demand for four different iPhone 12 models highlighted Apple’s latest quarterly report Wednesday, Jan. 27, 2021. (AP Photo/Matthias Schrader)
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アップルの2020年第1四半期決算も発表され、かねてからの予想通りiPhone 12シリーズが「(四半期における)過去最大の買い替え需要」を達成したとの公式発言もあり。次はAppleシリコンMacが世界を席巻する季節がやって来るのかもしれません。

iPhone SE Plus(仮)、側面Touch ID搭載?から次期Apple Watch、血糖値測定が可能に?まで、最新アップルの噂をまとめてお届けします。

次期Apple WatchとGalaxy Watchで血糖値測定が可能になるウワサ

Black Unity
Apple

つい先日のwatchOS 7.3とiOS 14.4アップデートで、国内でも心電図アプリが使えるようになったApple Watch(Series 4以降)。その次期モデルで、新たに血糖値測定機能が追加されるかもしれないとの噂話です。

とはいえ、韓国ETNews報道の主題はあくまでもサムスンの次期ウェアラブルデバイス。2021年後半のUnpackedイベントで公開する「Galaxy Watch4」または「Galaxy Watch Active3」(ともに仮称)なる機種で、MIT(マサチューセッツ工科大学)と共同研究した成果を実装する見通しとのことです。

穿刺(注射針を刺す)による採血の必要がない非侵襲性の血糖値測定は、ここ数年にわたり悲願とされてきたこと。サムスンが採用するというラマン分光法は、レーザー光を照射することで組織の化学成分、すなわち血中のブドウ糖量を測る技術です。今月半ばのCES2021に出展されていたQuantum Operationの血糖値測定ウェアラブルもLEDおよびフォトダイオード、つまり大まかに言って「光と光センサー」を用いた方式でした。

今回のETNew記事は、末尾で「アップルは今年のApple Watch Series 7に無血(非侵襲性)血糖値測定機能を搭載した」と言及されたかたち。技術の詳細にも部品を調達するサプライヤーにも触れられていませんが、ティム・クックCEOが血糖値測定に強い興味を持っているのは確かな事実です。アップルの医療関連サービスは2027年までに3000億ドル超となるとの予測もあり、この分野にはいっそう力が注がれそうです。

新型Apple TV、2021年末にリリース?Apple Arcade Plus(仮)も準備中のウワサ

AppleTV6gen

ここ数年はハードウェアの更新が止まっているApple TV(セットトップボックスの方)。2020年半ばから次期モデルの登場間近と囁かれていましたが、ようやく第6世代モデルが「最新のハードウェア」を搭載して年末にリリースされるとの予想です。

イスラエルの情報サイトThe Verifierは、次期モデルは「A12 bionicよりも少し高度なプロセッサ」によりハードウェアと体験を向上させたとのこと。それとともに「最新のハードウェア」とも述べているため、次期iPad Proに搭載が噂されるA14Xの可能性も浮上しているしだいです。

この見方は、ちょうど有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)Fudge氏のA12X/Zや「A14Xのような」チップを搭載した新モデルとの予想とも重なるもの。さらにThe Verifierは「多くのRAM」が搭載され、最新タイトルや「重い」ゲームも実行できると強調しています。

パワフルな第6世代Apple TVは、定額制ゲームサービスApple Arcadeの上位版「Apple Arcade Plus(仮)」の布石になる模様です。マイクロソフトの収益増もゲームによるところが大きく、アップルもいよいよこの方面に本腰を入れるのかもしれません。

次世代AirPods Pro、2021年前半に発売とのサプライチェーン情報

Next AirPods Pro

現行のAirPods Proが発売されてから2年以上が経過しましたが、次世代モデルがそろそろ現実味を帯びてきたとの噂話です。

ウワサの発信源は、台湾のサプライチェーン情報に詳しい電子部品業界情報誌DigiTimes。「2021年上半期に発売される次世代AirPods Pro」向けのフラッシュメモリ生産を台湾サプライヤーが準備していると伝えています。

初代AirPods~第2世代AirPods発売が2年強だったことから、次期AirPods Proがリリースされる機も熟しているはず。Bloombergはそのデザインは持ち手の軸部分がなくなっており、見かけはサムスンのGalaxy Buds LiveやAmazon Echo Budsのような耳穴にはまり込む形だったと伝えていました。

Bloombergは「新たなワイヤレスチップ」にも言及しており、アクティブノイズキャンセル(ANC)に続く新機能の追加も期待されています。以前DigiTimesは、アップルが今後1~2年のうちにAirPodsに環境光センサーを組込むと予想し、健康モニタリング機能も実装される可能性を示唆していました

ほかANCを省いた廉価版のAirPods Pro Lite(仮)や、有名アナリストMing-Chi Kuo氏による第3世代AirPods情報もありました。Kuo氏はAirPods Maxが2020年後半に発売との予想も当てていただけに、2021年から2022年にかけて複数の新型AirPodsモデルが投入される可能性は低くはなさそうです。

iPhone SE Plus(仮)、6.1インチ画面でA14 Bionicと側面Touch ID搭載の噂

iPhoneSEPlus
@aaple_lab

お求めやすい価格と高性能が人気を呼んでいた第2世代iPhone SE。その大画面版であるiPhone SE Plus(仮)の噂は2019年末からありましたが、いよいよ製品像を浮かび上がらせている噂話です。

アップル未発表製品の有名リーカーApple Lab氏いわく、iPhone SE Plusには6.1インチのIPS(液晶)ディスプレイが採用され、A13 Bionic(iPhone 11や第2世代SEと同じ)やA14チップ(iPhone 12シリーズと同じ)が搭載される可能性があるとのことです。

それと合わせて公開されたレンダリング画像は前面にノッチ(画面上部の切り欠き)がありホームボタンがない全画面デザインです。生体認証はどうするかといえば「ホームボタン内にあるTouch ID」と述べられていますが、第4世代iPad Airのように側面の電源ボタンに統合された指紋センサーが示唆されている模様です。

また予想図のノッチといい、6.1インチの画面サイズといい、まるでiPhone XRやiPhone 11の生き写し。中国ガジェット系サイトGizchinaはiPhone 12シリーズでは液晶画面が一掃されたため、iPhone 11用の在庫をiPhone SE Plusで消化する可能性が高いと推測しています。、

そしてiPhone SE Plusの米国予想価格は499ドル~。背面カメラこそシングルでiPhone 12シリーズには及びませんが、A13であれA14であれ処理能力は十分パワフルなはず。今後しばらく新型コロナ感染拡大が続くと見られるなか、巣ごもりともなればiPhone 12 miniの5.4インチ画面よりも広い6.1インチ画面が好まれ、また外ではマスクしながらロック解除が容易いTouch IDにより、新たな需要が掘り起こされるのかもしれません。

iPhone 13(仮)、光学式の画面内指紋センサー搭載のうわさ(WSJ報道)

Woman's hand is scanning biometric fingerprint for approval to access smartphone. Concept of the danger of using electronic devices is important.
Getty Images/iStockphoto

第2世代iPhone SEの売れ行き好調は「マスクしながらロック解除」しやすいTouch IDが一因との見方もありますが、その強みが2021年秋のiPhone 13(仮)シリーズにもやって来るーーさらに言えば「フラッグシップにも指紋認証が復活」との噂話です。

これまでもiPhone 13にて顔認証のFace IDにTouch IDが2次的に追加されるとの観測は何度かありました。が、その方式はクアルコム製の超音波式センサーとの見方が優勢のなか、WSJはアップルが光学式指紋センサーに取り組んでいるとの社内証言を得たと報じています。

一般的にAndroid端末に採用された光学式指紋センサーは指の2D画像を取得しており、複雑な立体画像を読み取っている超音波式よりも精度やセキュリティの堅牢性で劣ると見られています。

しかしWSJいわく、アップル開発の光学式は超音波式よりも信頼性が高く、「iPhone SEやiPad、Macで使用されているTouch IDのセキュリティ基準を満たす必要がある」とのこと。すでに光学式と静電容量式(これまでのTouch IDに採用された技術)のハイブリッドセンサーが存在していることから、前者の高速スキャンと後者のセキュリティという強みを補い合わせるとの推測もあります。

そんなWSJ記事が出た直後に、アップル関連情報サイトAppleosophy(アップルが公式動画で未発表である「AirTag」の名前をうっかり出したのを見つけたことあり)は、アップルが一度は光学式で満足していたものの、テストの結果が基準を満たしていなかったために超音波式に切り替えたとのインサイダー情報を伝えています。

どちらの技術が採用されるのであれ、iPhone 13でTouch IDが復活する可能性はますます高まった格好です。しかし超音波式指紋センサーは高価なため、コストに敏感なアップルはProモデルにしか採用しないこともあり得そうです。