JDIのCEOを兼務するスコット・キャロン氏(2020年1月に撮影)

ジャパンディスプレイ(JDI)は決算説明会で、既存の有機ELディスプレイ(OLED)を上回る性能の「次世代有機EL」を開発していると明かしました。2023年〜2024年頃の商品化を目指しています。

同有機ELについてJDI側は「ゲームチェンジ」と表現していて、既存の有機ELを凌駕する高輝度・低消費電力・高精細を実現するとのこと。また、フレキシブルでセンサーとも融合でき、生産コストも既存の有機ELを下回るといいます。

現時点では開発の初期段階であり、量産に向けて克服しなければならない課題があるものの、プロトタイプはすでに完成しており、事業化が十分に可能であると判断したとのこと。

JDIのCEOを兼務するいちごアセットのスコット・キャロン社長は『実際にモノが出来上がっているので、早く量産体制を整えたい』とコメント。また、スマホの有機EL化の進展を見誤ったことを反省しつつ、この次世代パネルによって『JDIとして有機ELで反転攻勢していく』と自信を示しました。

なお、JDIは現在Apple Watch向けの有機ELパネルを製造していますが、同パネルはApple Watchのみならず、スマートフォンやパソコンなどあらゆる用途に適しているともキャロン氏は述べました。