XDubai(YouTube)
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背中にカーボン製の三角翼とジェットパックを背負って大空を翔るアクロバットチームJetman Dubaiのメンバー、ヴァンサン・ルフェ氏が、砂漠地帯での訓練中に死亡しました。詳細はわかっていませんが、Jetman DubaiはFacebookへの投稿で「ヴィンスは才能あるアスリートであり、われわれのチームでも非常に愛され、尊敬されるメンバーでした」と追悼の言葉を述べています。

ルフェ氏はスカイダイバーの息子として育ち、ドバイの世界でもっとも高いビルブルジュ・ハリファからパラシュートで飛び降りるベースジャンピングを行うなど、一連のスタントでキャリアを築き、その後スイス人パイロットのイブ・ロッシーが開発したフライングスーツで空を飛ぶ集団「Jetman」に加わって活動を行って来ました。

2017年、ウィングスーツを使った飛行でレッドブルのスタントに臨み、山岳上空を飛行中の小型飛行機に空中から乗り込む映像が世界中で大きな反響を呼んだのを覚えている人もいるかもしれません。また、VTOL機能を備えた改良版スーツで一気に大空へと飛び立ったのは今年2月のことでした

Jetmanのウイングは強力なジェットパックを備えており、その速度は約250mph(402km/h)にも達します。ムササビタイプのウィングスーツで死亡事故相次ぐ一方で、Jetmannのスーツはロッシー氏が開発してからこれまで14年間無事故でした。

死因が何かにかかわらず、ルフェ氏は大空を翔るというだれもが一度は思い描く夢を実現する人生を送ったと言えるでしょう。先月、AFP通信の取材に応じた際には「われわれがしているのはすべてまったく新しいことです。私たちには数多くの夢があります。そして、人生はとても短いのです」と述べていました。

source:Jetman Dubai(Facebook)

via:BBC